タランティーノの西部劇に出演するディカプリオが別の西部劇テイストの作品に出演?演じるのはまたも悪役?
クエンティン・タランティーノ監督の新作ウェスタン映画『ジャンゴ・アンチェインド(原題)/Django Unchained』で極悪非道の悪役を演じると目されているレオナルド・ディカプリオが、別の西部劇映画への出演も見当しているとロサンゼルス・タイムズが報じた。
作品は、デビュー作「神は銃弾」でイギリス推理作家協会最優秀新人賞を受賞したボストン・テランの小説「ザ・クリード・オブ・バイオレンス(原題)」が原作。1910年から起きたメキシコ革命を舞台に、1人の暗殺者と、その暗殺者と過去につながりを持つ連邦捜査官の物語が描かれる、西部開拓時代が舞台ではないが、西部劇テイストの作品になるという。メガホンを取るのは、『リトル・チルドレン』のトッド・フィールド監督。製作は米ユバーサル・ピクチャーズが務める。関係者が同紙に語ったところでは、ディカプリオには、暗殺者と連邦捜査官の役が検討されていて、出演する場合、真逆の役柄のどちらかを選ぶことに。本人も作品に興味を示しているという。
しかし、同紙の取材に対しディカプリオの代理人はコメントを拒否しているということで、実際に出演が検討されているのかは不明だ。もし出演が実現すれば、どちらの役を演じるのか興味がつきないところだが、かつて映画『シャッター アイランド』でFBI捜査官を演じ、クリント・イーストウッド監督の新作『ジェイ・エドガー (原題)/ J. Edgar』では伝説のFBI長官、ジョン・エドガー・フーバーを演じるディカプリオ。同じような役柄を演じるよりは、暗殺者役を演じる可能性の方が高そう?(編集部・入倉功一)