MEGUMI『カンフー・パンダ』吹き替えの練習相手は夫の降谷建志!母親になってわかった子どもの偉大さ
ジャック・ブラック、ジャッキー・チェン、アンジェリーナ・ジョリーらが声優を務める、人気アニメシリーズ第2弾『カンフー・パンダ2』で、マスター・ヘビの日本語吹き替え版キャストを務めるMEGUMIが作品への思いを語った。
本シリーズの1作目が公開されたのは、今から3年前の2008年。同年にDragon Ashの降谷建志と結婚し、翌年、男児を出産したMEGUMIは、「長男がアニメ大好きで、1作目のDVDを何十回も観ているんです。だから2作目出演のお話を頂いたときは、本当にうれしかったです」とオファーされたときの喜びを吐露。「子どもができて、映画の見方もすごく変わったんです。今回は、ポーの出生にかかわるエピソードが登場するんですが、ポーがお母さんとの別れを回想するシーンでは、本当に心が痛くなりましたね」と母親らしい感想を語った。
今年3月に日本を襲った東日本大震災。MEGUMIは、大好きなお母さんを亡くした悲しい過去を抱えながらも、戦士として強く生きていくポーの姿を、大切な家族や友達を失っても、被災地で強く、たくましく生きる子どもたちの姿に重ねたという。また、「わたし自身、母親になって自分の子どもに助けられているところがたくさんあります。子どもの力って本当に偉大なんですよね。被災地に住む子どもたちはもちろん、たくさんの家族や子どもたち、ご家族で観てもらいたい作品だと思いました」と本作に込めた思いを語った。
父と子のきずなが感動的に描かれている本作。家族みんなで第1作目のDVDを楽しんでいるというMEGUMIに、夫である降谷のパパぶりを聞いてみると、「彼は少年のまま大人になったような人なんで、子どもとは友達みたいに遊んでいます(笑)。2人でアイス食べたりして、ほんとに兄弟のように仲良しなんですよ。わたしは息子に早く独立してもらって、アメリカとかに留学できたらいいなあ、なんて考えているんですけど、彼のほうは危ないからダメ! なんて、すごく過保護なんです。優しいから、息子はパパが大好きなんですよ」と、満点評価!
また、降谷には台本読みの相手役にもなってもらっていたそうで、「完成をとても楽しみにしているんです。だから、息子と3人で観にいきたいですね!」とうれしそうに語った。「大人が観ても感動できる、すがすがしい作品です!」とMEGUMIも太鼓判の本作。夏休みは、ぜひ子どもと一緒に日本語吹き替え版を楽しんで、すてきな思い出を作ってもらいたい。(編集部:森田真帆)
映画『カンフー・パンダ2』は8月19日より全国公開