「アイドルグループはみんな仲が悪い説」にアイドリング!!!の尾島知佳が反論!
6日、映画『2ちゃんねるの呪い 劇場版』の公開初日舞台あいさつがワーナー・マイカル・シネマズ板橋で行われ、登壇したアイドルグループ・アイドリング!!!メンバーの尾島知佳と野元愛が、「アイドルグループはみんな仲が悪いと思っていた」という永江二朗監督に対し「アイドリング!!!は仲が良いですからね!」と猛アピールした。
今回が映画初出演となる尾島と野元。撮影時を振り返り、口をそろえて「難しくてたくさんの方に迷惑をかけたと思います」と女優業の難しさを振り返った。そして永江監督も2人を特別扱いはしなかったようで「アイドル映画にしたくなかったので、新人女優としてむちゃくちゃ厳しく扱い、現場で怒鳴ったこともありました」と厳しく接したことを明かす。ところが2人はめげなかったようで「2人はすごく気が強くて、僕が何を言ってもはね返してくる努力と根性があった。さすがアイドル戦国時代を生き抜いていると思いました」とその精神力の強さを絶賛した。
そんな永江監督は、アイドルにとある偏見を持っていたそうで「アイドルグループはみんな仲が悪いと勝手に思っていましたが、撮影の最後に尾島さんが『野本さんのおかげですごく救われました』と言ったのを聞いて仲が良いんだと思い、僕の常識が変わりました」と告白。これに対し、尾島は「アイドリング!!!は仲が良いですからね!」と声高に仲の良さをアピールした。
そして仲の良さを表すかのように、野元と尾島はコミカルな掛け合いを展開する。野元は撮影中に怪奇現象にあったそうで「こん睡状態になるシーンで、呪いにかかったように寝ちゃいました」と恐怖体験? を披露すると、すかさず尾島が「ただ寝ていただけですから」と突っ込み。あくまで怪奇現象と主張する野元と漫才のような掛け合いを繰り広げ、恐怖の余韻(よいん)が残る会場を笑わせた。
『2ちゃんねるの呪い 劇場版』は、2ちゃんねるで話題を集めた恐怖スレッドを映像化したサスペンス・ホラー。“2ちゃんねらー”同士が「語ってはいけない」という設定で架空の事件について語り合う都市伝説的ジョーク、“鮫島事件”をモチーフに、オカルト好きの大学生とその恋人の恐怖体験が描かれる。(肥沼和之)
映画『2ちゃんねるの呪い 劇場版』はワーナー・マイカル・シネマズ板橋ほか全国順次公開