「glee」クリエイターのライアン・マーフィーに殺害の脅し ゲイやマイノリティを取り上げることに対しての抗議
人気テレビドラマ「glee/グリー 踊る♪合唱部!?」のクリエイター、ライアン・マーフィーに殺害の脅しが寄せられているという。
同ドラマは高校生の日常を描いているが、そこにはゲイもいれば、アジア人、黒人、障害があるため車椅子を使っているキャラクターなどが含まれている。ゲイやマイノリティにスポットライトを当てていることが気に入らない人たちが、ライアンに脅しをかけているらしい。
「殺害の脅しは来ているよ。同性愛やマイノリティにスポットライトを当て、ほかの人たちと何ら変わりはなく同じなんだと言うと、過激な人間は攻撃に出る。実際に僕も攻撃されている。でも、このドラマが持っている価値観は子どもにとって、とてもいいものだと思う」と脅されても自分の姿勢を崩すつもりはないようだ。
「エンターテインメントを作りながら、社会的に責任と意味のあることもできると思ったんだ。そう考えたときに、このドラマがどれだけ影響力を持てるかということに興味を持った。Gleeのコンサートに行って、会場に車椅子に乗った若者が20人もいるのを見るのは僕にとってすごい喜びだ。彼らは自分と同じような状況にいながら、クールなキャラクターを観るために、わざわざ遠くからやってきてくれている。ほんとうにすばらしいことで、このドラマを始めたときには予想もしていなかった贈り物だ。僕らはそれを真剣に受け止めているよ」と語っている。(BANG Media International)