パリス・ヒルトン、リンジー・ローハンが東日本大震災の被災地に約50万円の寄付　オークション売り上げを「セーブ・ザ・チルドレン」に

　パリス・ヒルトンとリンジー・ローハンが、東日本大震災の被災地へのチャリティーに協力していたことがわかった。デンマークのアーティスト、ポール・パヴァ氏のエージェントによると、パヴァ氏がデザインしたポスターに、パリリス、リンジー、パメラ・アンダーソンの3人がサインをし、デンマークのオークションサイトに出品。3人分を合わせた約50万円ほどの売り上げを、東日本大震災の被災地支援のため、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付したとのこと。

　2003年のセックスビデオ流出以降、すっかり“お騒がせアイドル”の汚名を着せられてしまったパリスと、2007年に飲酒運転の疑いで逮捕されて以降、薬物問題や執行猶予期間中に窃盗事件を起こすなど、“お騒がせアイドル”というだけでは済まされないダークなイメージが定着していたリンジー。しかし、そういった素行ばかりが取りざたされてあまり取り上げられることはなかったものの、パリスもリンジーもチャリティー活動には積極的で、かねてよりさまざまな慈善団体のサポーターとしての活動も行っている。

　東日本大震災を受け、応援メッセージから義援金の寄付、来日とさまざまな形で日本にエールを送ってくれた海外のスターたち。昨年リンジーが刑務所出所後すぐにホームレス収容施設でチャリティー活動を行った際には“名誉挽回に動いた”などといった報道もされていたが、今回彼女たちが行った支援は、“名誉挽回のため”などではないことは明らか。パリスやリンジーが見せてくれた温かな思いは、被災地まで届き、復興の一助となってくれることだろう。（編集部・島村幸恵）