凶悪な人喰いイノシシから公民館を守れ!? モンスターパニック『人喰猪、公民館襲撃す!』公開!
『グエムル -漢江の怪物-』や『D-WARS ディー・ウォーズ』などのヒットモンスター映画を生み出した韓国映画界から、インパクト十分のタイトルと共に新たなクリーチャーが登場、その名も『人喰猪、公民館襲撃す!』が日本公開される。本国版ポスターには、凶悪な表情で人肉を狙うイノシシの姿が確認できる。
本作は、昨年カナザワ映画祭2010でも上映され、大反響を呼んだモンスターパニック映画。事件など起きない平和な山奥の村で、無残に引き裂かれた惨殺死体が発見され、その日から無差別猟奇殺人が繰り返されることに。犯人の影におびえる村人たちだったが、その正体は、殺人犯より恐ろしい人食いイノシシ! 村中を破壊しまくり、人々をむさぼり食うこの怪物を退治するため、伝説の元猟師、学者、刑事たちが集結し、暴走イノシシに戦いを挑むことになる。
ポン・ジュノ監督の『グエムル -漢江の怪物-』や、全米公開もされて話題となった『D-WARS ディー・ウォーズ』では、あくまで正体不明の怪物や、ドラゴンなど想像上の生物が敵だったが、本作では日本でもなじみの深いイノシシ。姿を見せている本国版のポスター画像からは、「ウリ坊」と呼ばれるかわいい子ども時代があったとは、とても信じられない凶悪な表情を見せている。
本作の公開はシアターN渋谷にて、韓国産の低予算SFホラー『エイリアン・ビキニの侵略』と同時公開となる10月22日から。くしくもこの夏は、若者たちであふれかえるビーチを、凶暴な人食いピラニア集団が文字通り血の海に変える、アレクサンドル・アジャ監督のパニックムービー『ピラニア3D』が公開。夏は海のピラニア、秋は山のイノシシと、旬の行楽地を強襲する人喰いモンスターたちを、季節に合わせて楽しむのもいいかもしれない?(編集部・入倉功一)
映画『人喰猪、公民館襲撃す!』は10月22日よりシアターN渋谷にてモーニング&レイトショーほか全国順次公開