お台場に実物大ガンダムが帰ってきた!手に乗って写真撮影も可能!
アニメ放映30周年を記念して2009年夏、お台場に展示されて話題を集めた全高18メートルの実物大ガンダムが、8月13日よりスタートした「お台場ガンダムプロジェクト2011」で再びお台場にお目見えし、多くのファンが来場した。
等身大ガンダムが初めて姿を現したのは、2009年にお台場で開催された「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」にて。国民的ロボットを間近で見られるということで、ファンのみならず大きな話題を呼び、約415万人もの来場者が集まる大盛況イベントとなった。2010年7月~2011年3月にかけては静岡県に登場し、ここでも多くの人々を興奮させたガンダムが再びお台場に帰ってくるとあって、初日となるこの日は開場前から多くのファンが長い列を作り、オープンと同時にたちまち会場は大にぎわいとなった。
これまでは立像で展示されてきたガンダムだったが、今回は組み立てていない状態でのパーツ展示。頭部やボディはもちろん、ビームサーベルなど全部で14か所のパーツが展示され、立像の状態では見えにくかった部分を間近で見ることができる。また見て楽しむだけでなく、右手部分に触れたり乗ったりして記念撮影ができる「ハンズオンフォトポイント」や、自転車をこぐことでガンダムの目が光る「人力発電体験エリア」など、アトラクションとしても楽しめる参加型の試みが用意されている。親子3人で来場していた男子小学生は「ハロウィンパーティでもガンダムになったくらい好き。来年もまた来たい」と目を輝かせ、ガンダム好き男子2人に連れて来られたという女性2人も「(男子たちは)ガンダムについて語りだすと止まらないけど、みんな楽しそうにしているのでこちらも楽しい気分になれた」と笑顔を見せた。
会場内には飲食ブースのほか、輪投げやヨーヨー釣りを楽しめる縁日ゾーンも設置されるなど、お子様でも楽しめるようになっており、今年も多くの来場者が集まることが予想されそうだ。なお本プロジェクトは東日本大震災のチャリティ目的で開催され、収益の一部は復興支援の義捐金として寄付される。(肥沼和之)
「お台場ガンダムプロジェクト2011」(入場料500円・未就学児童は無料)は8月13日~8月21日までお台場シンボルプロムナード公園セントラル広場で開催