Facebookではファン数万人!全米を騒がせた20歳の「裸足の泥棒」容疑者の話を20世紀フォックスが映画化!
全米を騒がせた「裸足の泥棒」こと、コルトン・ハリスムーア容疑者(現在20歳)の実話が、20世紀フォックスのもとで映画化されることがハリウッド・リポーターによって明らかになった。
これは、2008年の4月に強盗を犯した罪で逮捕されたコルトン容疑者(当時17歳)が、社会更生施設への転送中に脱走してから、アメリカ国内で窃盗事件を繰り返しながら逃走していた実話をもとに映画化する作品で、今回20世紀フォックスが130万ドルでその映画化権を獲得したようだ。
だが今回、コルトン容疑者はこの映画化権の金額を、2年間にわたって窃盗に及んだ被害者たちの被害総額がおよそ140万ドルもあるため、その賠償に当てるつもりでいるようだ。
今回の件についてコルトン容疑者は「わたしは法を違反しただけでなく、人の信頼にも背いてしまった。わたしのしてきた事は元に戻すことはできません。今のわたしは、事態をより良くすることしかできません」と弁護士に文書を残している。
ちなみに彼の逃走劇は、まるで映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』で描かれた実在の人物フランク・W・アバグネイルのようで、コルトン容疑者のFacebookのアカウントでは数万人に及ぶファンができてしまうほど世間を騒がせていた。
現在のところ、映画『ミルク』の脚本家ダスティン・ランス・ブラックが、コルトン容疑者の助力をもとに脚本を執筆していくようだ。はたして、誰がこのコルトン役を演じるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)