松嶋菜々子、2年ぶり連ドラ主演決定!年齢不詳&ピクリとも笑わないミステリアスなスーパー家政婦に!
10月スタートの新連続ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系列)の放送が決定し、女優の松嶋菜々子が主演を務めることが13日、明らかになった。松嶋は2009年の「救命病棟24時」以来、約2年ぶりの連ドラ主演となり、年齢不詳で愛想はないが、完ぺきな家事で家庭の問題をも解決してしまうミステリアスなスーパー家政婦を演じる。過去に「魔女の条件」「GTO GREAT TEACHER ONIZUKA」で松嶋とタッグを組んだ遊川和彦がオリジナル脚本を手掛け、「今回、ついに今まで誰も知らなかった松嶋さんの恐ろしい一面を見ていただけると思うと、楽しみです」と期待が高まるコメントを寄せ、意気込みを見せた。
「家政婦のミタ」は、松嶋ふんする笑わない・媚びない・色気もない、しかも無口で無表情な家政婦・三田灯(みたあかり)が、派遣先の家族とは馴れ合うことなく密かに抱える問題を見抜き、完ぺきな家事を通してさりげなく解決してしまうというスーパー家政婦の物語。幸せが訪れた家族を見届け、「カンバーック!!」と泣き叫びながら引き止められても次なる家庭へと赴く三田の姿は、さながら西部劇の名作『シェーン』と制作サイドは語る。
これまで「あこがれの女性」「完ぺきな上司」「理想的な良妻賢母」などの役柄を好演してきた松嶋のイメージからはかけ離れた今回の「鉄仮面」キャラ。超ビジネスライクなスタンスを貫き、市バスで通勤し、化粧っ気もなく年齢不詳。でも、料理はおふくろの味からフレンチまでと幅広く、裁縫や洗濯、ガーデニングも当たり前。それだけでなく、子ども徒競走の指導や家庭教師など、顧客のニーズには120パーセントの満足でお返し。彼女が派遣された問題山積みの「阿須田家」でも、「完ぺきな家事スキル」を武器に黙々と家事をこなし、事故で母親を失ったことからバラバラになってしまった4人の子どもと父親を少しずつ繋いでいく。礼を言われても時間外労働の請求書を差し出すだけ!
そんなスーパークールな三田の私生活は見えにくいのだが、過去に家族を亡くし、天涯孤独の身の上のよう。派遣先は自分で決めているため、「阿須田家」を選んだ理由には秘密が!? 遊川のコメントも納得のミステリアスな雰囲気漂う展開が本作の見どころともいえそうだ。「脚本家の遊川さんとは、これまで「GTO」や「魔女の条件」などでご一緒していますが、ホームドラマは初めて。どんな世界観になるのか、わたし自身も楽しみにしています」とコメントした松嶋。ギャップを感じさせるその姿に期待したい。(編集部・小松芙未)
「家政婦のミタ」は10月より日本テレビ系列にて放送開始