小雪、大泉洋に容赦ないツッコミ!「スタッフとして現場にいるようで…」と爆笑会見
17日、映画『探偵はBARにいる』の完成披露試写会が丸の内TOEIで行われ、大泉洋、松田龍平、小雪、橋本一監督が、サービス精神たっぷりに爆笑トークを繰り広げたほか、小雪は「大泉さんはまるで一スタッフとして現場にいるようで……」と現場の様子を暴露。それに対して、大泉が思わずツッコミを入れるなど、終始笑いの絶えない舞台あいさつとなった。
俳優業のほかバラエティー番組でも活躍し、ムードメーカーとして知られる大泉は、撮影現場でも終始空気を和ませていたという。その明るい人柄をほめたたえようとした小雪が「大泉さんの人柄がにじみ出ている現場でした。大泉さんはまるで一スタッフとして現場にいるようで……」と話すと、すかさず大泉が「若干誤解を招く言い方ですね。わたしは主演として現場にいましたよ! 一スタッフのように細やかな気遣いをしていたってことですよね」とツッコミ。会場は大爆笑に包まれ、小雪も「すいません……」と言いながら笑いをこらえきれない様子だった。そんな大泉は、撮影の合間にブログ用の写真を小雪と撮ったエピソードを披露しており、「小雪さんが思いのほか僕に寄り添ってきたので、主演俳優なのに何とも言えない普通の顔になってしまった。出来上がった写真は、どうみても大女優とファンのおっさんでした」と自虐ジョークを繰り広げて、会場を盛り上げていた。
本作は、激しいアクションシーンも見どころの一つ。橋本監督が「(大泉と松田には)スノーモービルに乗ってもらったり、雪に埋めたりと、大変なことばっかりやらせて申し訳なかったです」と謝罪すると、大泉は「大変な目に遭いすぎて、途中でドッキリかなと思いました」と思わず本音をポロリ。「続編があったらオールスタントを売りにします!」と再び訪れるかもしれないアクション撮影に戦々恐々としていた。そして最後は集まったファンに向けて「映画は口コミが命! お客さんが入らなかったらあなたたちのせいです! 最近ツイッターが問題になっているが、この映画を観てツイートする分には何の問題もないので、ぜひ多くの方に薦めていただきたい!」と時事ネタに引っ掛けて作品をアピールしていた。
『探偵はBARにいる』は、探偵(大泉洋)とその相棒の高田(松田龍平)が、札幌を舞台に危険に巻き込まれるスリリングな犯罪ミステリー。コンドウキョウコという女からの依頼の電話を受けて早速行動を開始した探偵と高田だが、何者かに連れ去られ、雪に埋められてしまうという事態に。報復しようと立ち上がった2人の前に、謎の美女・沙織(小雪)と実業家・霧島(西田敏行)という人物、そして殺人事件の謎が浮かび上がる。(肥沼和之)
映画『探偵はBARにいる』は9月10日より全国公開