常盤貴子、世界三大映画祭へ初参加!『CUT』トロント&釜山映画祭への出品も決定!
西島秀俊主演の映画『CUT』が第68回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門のオープニング作品に決まったことを受けて、出演者の常盤貴子が同映画祭に参加することが明らかになった。常盤にとって、世界三大映画祭(カンヌ・ベルリン・ヴェネチア)への参加は本作が初めてとなり、西島と共に現地で華やかに作品をアピールする。また、本作はトロント国際映画祭、釜山国際映画祭への出品も決定。日本を舞台に描かれたドラマが世界へ大きく羽ばたいていく。
映画『CUT』はイランの巨匠・アミール・ナデリが演技派の西島を主演に迎え、一人の男の生きざまや葛藤を描いた人間ドラマ。撮影は日本で行われ、常盤や菅田俊、でんでん、笹野高史など多くの日本人俳優を起用した意欲作だ。すでに8月31日から開催される第68回ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ・コンペティション部門でオープニング作品として上映されることが決まっており、西島も映画『Dolls ドールズ』(2002年、北野武監督)以来9年ぶりの本映画祭への参加を「とても光栄。『CUT』への反応はもちろん、映画祭自体を楽しんでまいります」と喜びを語っていた。
そしてこのたび、共演の常盤も現地へ飛ぶことが決定。映画界にとって華やかな舞台ともいえる世界三大映画祭のヴェネチアで日本の美を披露する。本作では、やくざ相手に仕事をするという役柄に合わせて約13年ぶりにショートヘアにするなど気合たっぷりの常盤。西島が演じる映画監督だが兄の残した借金を返すために「殴られ屋」になる主人公・秀二をそっと支える女性・陽子を熱演している。思いがこもった本作はヴェネチアだけにとどまらず、9月の第36回トロント国際映画祭、10月の第16回釜山国際映画祭への出品も決まり、12月と発表された日本での公開を前に、世界各国で話題を呼びそうだ。(編集部・小松芙未)
第68回ヴェネチア国際映画祭は8月31日から9月10日までイタリア・ヴェネチアで開催
映画『CUT』は12月、シネマート新宿・シネマート心斎橋ほか全国順次公開