舞台「101回目のプロポーズ」オリジナルと同じく武田鉄矢&浅野温子が共演!名場面はそのまま、舞台は江戸時代に!
1991年に放送され、大ブームを巻き起こしたテレビドラマ「101回目のプロポーズ」が時代劇として舞台化され、主演をテレビドラマ同様、武田鉄矢と浅野温子が務めることが明らかになった。来年3月に博多座にて上演される本作では、「僕は死にましぇ~ん!」に代表される名場面もアレンジした形で盛り込まれる予定であり、東京ほかでの公演についても製作陣は前向きだという。
「時代劇版『101回目のプロポーズ』」は、1991年に大ヒットを記録した“月9”ドラマの初舞台化作品で、最終回に36.7パーセントという高視聴率をたたき出したドラマの舞台を江戸時代に移し変えた意欲作。ドラマでは、武田は万年係長を、浅野は婚約者を事故で亡くしたチェリストを演じていたが、今回の舞台では、武田演じる下級武士の、浅野演じるヒロインへのひたむきな愛を描いている。
武田がダンプカーの前に飛び出て叫ぶ「僕は死にましぇ~ん!」は当時流行語にもなったが、舞台版でも、それらの名セリフや名場面はアレンジされつつも使われる予定。共演は江波杏子、山崎銀之丞、北川弘で、武田を除く出演者はすべて博多座初登場となっている。また、野島伸司の脚本を新たに時代劇として新世紀によみがえらせるのは、舞台を中心に活躍する鈴木哲也とマキノノゾミ。過去にはオードリー・ヘプバーン主演の映画『ローマの休日』の舞台化にも挑戦したことのある2人だけに、今回もどんな趣向を凝らしてくれるのか楽しみだ。
公演は2部構成で、第1部は「時代劇版『101回目のプロポーズ』」、第2部には「海援隊トーク&ライブ」を予定。まだまだ詳細なストーリーは決まっていないため、今後は、博多座以外の劇場で上演されるのかも含め、続報に期待したいところだ。(編集部・福田麗)
「時代劇版『101回目のプロポーズ』」は2012年3月に博多座にて上演