グウィネス・パルトロー、本職顔負けのミュージックビデオ解禁!ビヨンセを参考にしたパフォーマンスは一見の価値あり!
映画『カントリー・ストロング』のミュージックビデオ映像が解禁され、オスカー女優グウィネス・パルトローが本職の歌手顔負けの歌と演奏を披露している。コールドプレイのクリス・マーティンを夫に持つグウィネスは、本作でカントリー歌手の役柄に挑戦している。
今年2月に行われた第53回グラミー賞、そして第83回アカデミー賞授賞式で見事な歌声を披露したことも記憶に新しいグウィネスは、人気ドラマ「Glee」にゲスト出演するなど、その歌唱力にも定評がある。今回解禁された、本作のDVDに収録されている特典ミュージックビデオでは、見事に同名劇中歌を歌い上げており、そのパワフルなパフォーマンスは観る者の心をぎゅっとつかんで離さないはず。レコードレーベルとの契約がうわさされるのも納得の歌声だ。
だが、いくら歌唱力に優れているとはいえ、本業ではないカントリー歌手を演じる上では「身体的な準備としては多くの回数の歌とギターのレッスンをしたわ」と明かしており、さまざま苦労があった様子。「カントリーの大スターってどう演じればいいの?」と思っていたといい、カントリー・ミュージックをテーマにした映画『テンダー・マーシー』『歌え!ロレッタ愛のために』などを繰り返し観るなど役づくりにも相当力を入れていたようだ。そんな中で、キャラクターをつかむきっかけになったのは、親友でもあるビヨンセだった。「正直『わかった、これだわ』って思えたのはビヨンセを繰り返し何度も観た後ね。現代のライブ・パフォーマーで最も優れているのは彼女だと思う。彼女はすごい自信を持っているの」と手放しに称賛すると、「カントリー歌手を演じるためのインスピレーションがビヨンセだなんてあまり考えつかないと思うけど……」と自身にとってもカントリーとビヨンセというのは意外な組み合わせだったことをうかがわせた。
クライマックスのライブシーンも含め、「映画の中では音楽のシーンが一番気に入っているわ」と明かしたグウィネスだが、女優としても本作で見事な演技を披露。落ち目のスター歌手というヒロインの本作に興味を持ったのは「主人公が年を重ねていて、若い女性へのプレッシャーを感じていたところね」と説明しており、今年39歳になる自身と重なる部分もあったのかもしれない。
1999年日本公開の映画『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞主演女優賞を獲得し、近年は映画『アイアンマン』シリーズの美人秘書ペッパー・ポッツ役などで活躍しているグウィネス。本作は、年を重ねるごとにその魅力は衰えるどころか、新たな一面をまた見せてくれるグウィネスの魅力の詰まった作品になっている。
DVD『カントリー・ストロング』は8月24日発売 価格: 2,980円(税込み) 販売元: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント