アン・ハサウェイ、ヨークシャー訛りはイギリスの長寿ドラマで特訓
アン・ハサウェイが、新作映画『ワン・デイ(原題)/One Day』のなかで演じたイギリス北部の女性役のため、長寿ドラマを見て訛りの特訓をしたことを明かしている。
この作品は、デヴィッド・ニコルズ原作のベストセラー小説を映画化したラブストーリーで、イギリス北部を舞台に、労働者階級のエマと中流階級のデクスターの20年にわたる関係を描くドラマ。アンがエマ役を、ジム・スタージェスがデクスター役を演じている。アンは、エマを演じるためにイギリス北部、ヨークシャー地方の強い訛りを習得したが、その練習に使ったのがイギリスで人気を誇るメロドラマ「エマーデイル(原題)/ Emmerdale」だという。このドラマは、ヨークシャー地方を舞台にした人間ドラマで、1972年から続く長寿番組。アンはデイリー・テレグラフ紙のなかで「『エマーデイル(原題)』は素晴らしいドラマだわ。アメリカにはこういう番組がないから、私にはとてもエキゾチックに感じたの」とコメントし、方言のコーチのレッスンとともに参考にしたという。もちろん、一言でヨークシャー訛りといっても人によって少しずつ話し方が違うため、アクセントの習得には苦労したよう。ニューヨーク生まれのアンにとってエマ役は「挑戦だった」と語っている。(竹内エミコ)