高城剛もラテンの伝道師として参加!「ラテンビート映画祭2011」開催で豪華ゲスト続々!
今年で第8回を迎えるスペイン・ラテンアメリカ圏の作品を集めた「ラテンビート映画祭2011」(LBFF実行委員会:主催)が9月15日の東京・新宿バルト9での上映を皮切りに、T・ジョイ京都、横浜ブルク13で巡回開催される。9月18日の東京会場では特別イベントとして、ハイパーメディアクリエーター高城剛による「高城剛流スペイン的人生の醍醐味」と題したトークショーが行われる。
高城と言えばスペイン好きを公言し、バルセロナやイビサ島をたびたび訪れては、その魅力を日本テレビ系の旅番組「アナザースカイ」や雑誌のインタビューで紹介するなどスペインの伝道師として知られている。とりわけスペインの食文化や、人生の楽しみ方に心酔しており、高城自身の生活も大きな影響を受けているという。トークショーでは、そんなスペイン仕込みのライフスタイルをスライドショーと音楽、そしてトークでたっぷり90分間も伝授してくれる。その中には来場者とのQ&Aも予定されており、ワイドショーなどでは聞けない“ココだけの話“も飛び出しそうだ。
また、9月15日に上映されるオープニング作品で、キューバ革命10周年を記念して製作された日本・キューバ合作映画『キューバの恋人』(1969年公開)には、主演俳優・津川雅彦のゲスト登壇が決定。当時の撮影エピソードはもちろん、亡き黒木和雄監督の想い出話も明かされそうだ。
その他今年は、メキシコのイケメン俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが出演し、本年度のベルリン国際映画祭パノラマ部門で観客賞を受賞した『雨さえも~ボリビアの熱い一日~』(2010年公開)や、昨年のヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞と脚本賞をW受賞したアレックス・デ・ラ・イグレシア監督『ザ・ラスト・サークル(英題)/ THE LAST CIRCUS』、インドの若者がスペインを旅するボリウッド映画『人生は一度だけ』(2011年公開)など、熱くて魅惑的、かつレアな12作品がラインナップされている。
単館系映画館が苦戦を強いれられラテン国の映画がなかなか上陸しなくなった今、彼らの文化に触れる貴重な機会となりそうだ。(中山治美)
「ラテンビート映画祭2011」は9月15日~19日に東京・新宿バルト9、9月22日~25日に京都・T・ジョイ京都、10月7日~10日に横浜ブルク13で開催。