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ディカプリオもプロデューサーとして参加、ジョージ・クルーニーが監督・脚本・主演を務めた最新作のセンスあふれる北米版ポスタービジュアルが公開!

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ポスター見ただけでテンションが上がっちゃいます!『ジ・アイズ・オブ・マーチ(原題)/ The Ides Of March』
ポスター見ただけでテンションが上がっちゃいます!『ジ・アイズ・オブ・マーチ(原題)/ The Ides Of March』

 ジョージ・クルーニーが監督・脚本・主演を務め、レオナルド・ディカプリオがエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねる最新作『ジ・アイズ・オブ・マーチ(原題)/ The Ides Of March』のスタイリッシュなデザインで早くも映画ファンの期待を集めている全米で話題のポスタービジュアルが公開された。

 現地時間の31日から開催された第68回ベネチア国際映画祭のオープニング作品として上映された本作は、2008年にオフブロードウェイで上演された、ボー・ウィリモンの戯曲を基に作られたポリティカル・スリラー。ボーは、2004年に民主党大統領選挙予備選に立候補し、敗北したハワード・ディーンの当時の選挙スタッフ。選挙当時にボーが体験した“政治ウラ話”がリアルに盛り込まれた作品に仕上がっているようだ。

 ジョージが演じるのは、大統領候補となる知事。本作の企画が発表された当初は、プロデューサーに名を連ねているディカプリオが演じるのではないかとうわさされていたスポークスマン役は、映画『きみに読む物語』で注目を集めた実力派のライアン・ゴズリングが演じる。現在北米版オフィシャルサイトで公開されているたった数分の予告編には、映画『レスラー』のマリサ・トメイ、『シンデレラマン』のポール・ジアマッティ、『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマン、など、脇を固める名優がずらり。アカデミー賞常連のフィリップ・シーモア・ホフマンは、一瞬の登場ですでに来年度の助演男優賞をにおわせるような熱演ぶりをみせている。

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 原作の戯曲「ファラガット・ノース」から『ジ・アイズ・オブ・マーチ(原題)/ The Ides Of March』と変えたタイトルは、ジュリアス・シーザーがブルータスに殺された日である3月15日を意味する。シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」の「ブルータス、お前もか」というセリフがあまりにも有名な二人。彼らの関係は、共和制ローマ末期の独裁官と腹心だった。世界的に有名な“裏切りの日”をタイトルにした本作もまた、さまざまな裏切りが隠されているのかも?

 監督としては、いまだにアカデミー賞を手にしていないジョージの意気込みが感じられる本作。このポスタービジュアルは、TIME誌の表紙をモチーフにし、ジョージとライアン、二人の顔がまるで一つの顔のように見えるデザインとなっている。このセンスあふれるポスターは大好評を博しており、早くも全米の映画ファンから期待の声が挙がっているようだ。8月31日に幕を開けたベネチア国際映画祭でのワールド・プレミア後は、ゴールデン・グローブ賞と同じく、その年のアカデミー賞に大きく影響を及ぼすと言われているトロント国際映画祭で上映したのち、10月7日に全米公開が決まっている。これから幕が開けるPRレースのためにも、ベネチア国際映画祭は大きな勝負のとき! 映画祭終了後から、大きく報道されていくであろう批評家たちの反応に注目したい。(編集部:森田真帆)

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