武井咲、「龍が如く」クリエーター集団によるゲームに声優参加!スラム街の少女演じる
女優の武井咲が、シリーズ累計500万本を突破し、三池崇史監督によって映画化された大人気ゲーム「龍が如く」シリーズを手掛けたクリエーター集団の新作「バイナリー ドメイン」に声優参加することが決定し、北村一輝、遠藤憲一、竹中直人、そして松方弘樹ら豪華キャストと共演することになった。
本ゲームは、現代からおよそ70年後となる2080年の東京を舞台にしたドラマティックアクションゲーム。先日、映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』で初の日本語吹き替えに挑戦した武井は、本作で15歳の少女・ユキを演じる。東京の地下スラム街でたくましく生きる女の子という役柄で、武井も「『行くよ! ついて来て!』なんていう声を張るセリフもあって、『少々ませた性格』が演じていて楽しかったですね」とお気に入りの様子。「15歳らしい無邪気さで道を切り開いて行く『ユキ』の活躍をみなさん楽しみにしていてください!」とコメントを寄せている。
制作の「龍が如くスタジオ」スタッフは、同シリーズでも、山寺宏一や栗山千明、成宮寛貴など、豪華声優をキャストに迎えてきた。そして今回、武井以外にも、映画『龍が如く 劇場版』で主人公・桐生一馬を演じた北村や、同シリーズに声優参加した遠藤に松方、さらに映画『機動警察パトレイバー2 the Movie』など声優としての評価も高い竹中など、実力派キャストをそろえた。「本格的な人間ドラマ」を味わえる作品を創造し続けるという、同スタジオの精神を証明するような熱いドラマを見せてくれることは間違いなさそうだ。
「バイナリー ドメイン」は、「龍が如く」シリーズを手掛けてきたクリエーター集団によって発足した「龍が如くスタジオ」による第一弾ゲーム。国際法で禁じられている、人間に酷似したロボットの製造疑惑がかかる巨大ロボット企業「AMADA社」の創設者を拘束するため、排外主義となった日本政府の目を盗んで都心に潜入する、海外特殊部隊「ラストクルー」の活躍を描く。三人称視点のサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)となり価格は未定。PlayStation3、Xbox360対応で2012年2月の発売を予定している。(編集部・入倉功一)