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『ゴッドファーザー』や『地獄の黙示録』名優ロバート・デュヴァルを直撃!新作はプロゴルファーの成長物語!

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ロバート・デュヴァル、ルーカス・ブラック
ロバート・デュヴァル、ルーカス・ブラック

 映画『ゴッドファーザー』や『地獄の黙示録』などに出演し、映画『テンダー・マーシー』ではアカデミー賞主演男優賞を受賞した名優ロバート・デュヴァルが、新作『セブン・デイズ・イン・ユートピア(原題) / Seven Days in Utopia』について、『スリング・ブレイド』のルーカス・ブラックとともに語った。

 同作は、将来有望のゴルファー、ルーク・チザム(ルーカス・ブラック)はプロデビューを果たすが、トラブルショットの連続で自信を失ってしまう。そんな落ち込んだ彼は、帰路の際にテキサス州のユートピアで自動車事故を起こしてしまう。だが、そのユートピアに住む老人ジョニー(ロバート・デュヴァル)と出会い、彼の精神的アドバイスによって自信を回復していくというドラマ作品。作家デヴィッド・クックの著書「セブン・デイズ・イン・ユートピア:ゴルフズ・セイクレッド・ジャーニー(原題) / Sven Days in Utopia : Golf's Sacred Journey」を、マシュー・ディーン・ラッセル監督が映画化している。

 まず出演経緯についてルーカスに聞くと「デヴィッド・クックの原作を読んだのが、後に脚本が執筆される3~4年前で、ゴルフだけでなく(宗教的な)人々の信念を扱っていることが、僕が育った南部(アラバマ州)の環境に似ていて、よく理解できたんだよ」と述べ、さらに映画内では素晴らしいゴルフショットを披露するルーカスは「実はこの5年間、アマチュアとしてトーナメントなんかに参加してきたんだ」と明かした通り、映画内では見事なスイングを披露して、ドラマの要素だけでなく本格的なゴルフ作品としても楽しめる映画になっている。

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 この映画の舞台となったテキサス州のユートピアについて「これまで撮影してきた映画の中で、最も気に入ったロケーションの一つだ。ユートピアの人々は、この映画のために牧場を提供してくれ、僕ら俳優たちには家を貸してくれ、そのうえゴルフコースも使わせてくれた。さらに、ユートピアには綺麗な川が流れていて、僕と妻は服のまま水に飛び込んだこともあったよ!」と数多くの作品に出演してきたロバート・デュヴァルが、心地よい環境で仕事ができたことを教えてくれた。

 映画内では、カウボーイ・ポーカーというゲームに挑戦している(ロデオ競技の会場で、カウボーイたちが荒れ狂う牛の真ん中でテーブルの前でイスに座ってポーカーに興じ、イスを離さず座っていられるかを競うゲーム)。「このカウボーイ・ポーカーのシーンを撮影する前に、実際にテキサス州のユートピアでロデオ競技が行われていて、キャストの一人がこのゲームに挑戦していたんだ。実際には、僕もアラバマで育ったから、周りにロデオをやっていた人も居たし、僕もロデオに参加したこともあったけれど(撮影中にケガをしたら大変なので)僕が牛から逃げているシーンはCGになってしまったんだよ……」と残念そうに答えたルーカスだが、名優ロバート・デュヴァルの前でケガをして撮影延期になることだけは、あえて避けたようだ。

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 最後にこの作品以外でも、これまで何度か共に仕事をしてきたロバートとルーカスは、インタビュー中にお互いを冷やかすようなジョークを言ったり、相づちを打ったりと息が合っていて、その関係は映画内でも見事に描かれている。ロバートは、今度はテキサスを舞台にした監督作品を制作したいと語り、さらにルーカスは9週間前に娘が生まれたばかりだそうで、その子育てに忙しくなりそうだと答えていた。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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