スティングがブロードウェイのミュージカル作品に挑戦!
1977年にポリスを結成して、その後のソロ活動でも数多くのヒット作で世界中を魅了してきた歌手スティングが、ブロードウェイのミュージカル作品を手掛けることがN.Yタイムズ紙によって明らかになった。
これは、スティングとブロードウェイのヒットミュージカル作品「ネクスト・トゥ・ノーマル」を執筆した脚本家ブライアン・ヨーキーがタッグを組んだ「ザ・ラスト・シップ(原題) / The Last Ship」というミュージカルで、今のところその脚本の内容は明らかにされていないが、1980年代のイギリスのニューカッスルを舞台に、30代の男を主人公にしたミュージカルになるそうで、スティング自身もこのニューカッスルで生まれ育ち、ポリスも結成していた。
今回のミュージカルについて脚本家のブライアン・ヨーキーは「まだ(スコアについては)いろいろ試している段階だが、これはスティングにとって初めてのミュージカルとなる。だから、できる限り早く出演する役者たちに彼を会わせたいと思っている」と述べ、さらに「スコアはこれまでスティングが作り上げてきたものではなく、新たに作曲したものになる」とし、すでにスティングは20~24曲を完成させているそうだ。
「ザ・ラスト・シップ(原題) / The Last Ship」のリハーサルは今年の10月から行われるが、まだ公演日は決まってないようだ。世界中で人気を博してきたあのスティングが、どのようなミュージカルを制作するか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)