長澤まさみ「愛を届けたい」 相葉雅紀と共に日本の自然の力を伝えるナビゲーターに!ゴリ&黒木瞳と声の共演!!
長澤まさみ、ゴリ(ガレッジセール)、黒木瞳が、相葉雅紀がナビゲーターを務めることが発表されていた映画『日本列島 いきものたちの物語』で、相葉と共にナビゲーターを務めることがわかった。長澤は「愛を感じて思うこと、強く生き抜くことがすべてではない気がしました。心はいつもつながっていたい。そんな愛を届けられるように、ナレーションをできたらなと思います」とコメント。相葉、長澤、ゴリ、黒木の4人が、来年2月、美しき日本列島を舞台に、“いきもの”たちの家族愛の物語を伝える。
NHKスペシャル「プラネットアース」など、自然科学番組の制作に定評のあるNHKエンタープライズが制作する本作。撮影には、世界で活躍する岩合光昭、水中写真家の第一人者・中村征夫、野鳥のエキスパート嶋田忠と総勢20名以上のトップレベルのカメラマンが、美しき日本の自然を伝えるために集まった。相葉は、屋久島を舞台としたニホンザルの楽園に起こった騒動記、知床半島を舞台としたヒグマ兄弟の成長と独り立ちの物語をナビゲート。声優を務めた映画『コクリコ坂から』での好演、ラジオ番組での親しみやすさに白羽の矢が立った長澤は、襟裳岬を舞台とした子どもアザラシの誕生と冒険の物語を担当する。ゴリは、驚き笑える内容が魅力の六甲山を舞台としたイノシシ母さんとウリボウ兄弟が繰り広げる愉快な冒険を、「しっとりとした大人の女性の語りを」と抜てきされた黒木は、下北半島を舞台にニホンザル親子の愛情物語をナビゲートする予定だという。
「動物側でも参加したかったです!」と冗談交じりのコメントをしたゴリも、本作に描かれる日本の自然、動物たちのパワーに「人間と同じように、動物たちの、親がわが子を思う愛の形に心打たれます」と圧倒された様子。「世界に負けない日本の自然力を感じてください」と力強いコメントを寄せている。黒木も、「わたしがサルに生まれていたら、この容赦ない大自然の中で、ちゃんと子育てできたかしら。ちゃんと生きていけたかしらと、思わせるほどの繊細で迫力のある映像美」とその映像世界に感嘆の声を上げ、「きっと、昔から変わらない自然の厳しい掟(おきて)。それでもたくましく生きていく動物たちには、愛と勇気と命のエネルギーがある。生き物たちを見ていると、心が痛くなったり、あったかくなったりする。それは、わたしも生き物たちの一員だからでしょう。共に日本に暮らす仲間たちの様子、しっかりナビさせていただきます」とコメントしている。3月11日、未曾有の大震災に見舞われたのは、動物たちも同じこと。力強く生きる動物たちの姿は、わたしたち日本人に、強く生きていく活力を与えてくれることだろう。(編集部・島村幸恵)
映画『日本列島 いきものたちの物語』は2012年2月4日全国公開