最終回を迎えたアニメ「シュタインズ・ゲート」の劇場版制作が発表!特報映像も解禁!
今年4月から放送されていたテレビアニメ「シュタインズ・ゲート」の劇場版が制作されることが同アニメの最終回にて発表された。まだ詳細などは明らかになっていない。
テレビアニメ「シュタインズ・ゲート」は2009年に発売された同名アドベンチャーゲームを原作にしたSF作品で、ひょんなことから過去を改変することができるようになった大学生たちが巻き込まれるさまを描いている。とはいってもまったくのフィクションではなく、2000年ごろにインターネット上に現れた自称タイムトラベラーの「ジョン・タイター」といった史実や実在の固有名詞が架空のものと入り交じった独特の世界観が築き上げており、原作ゲーム発売時から大きな話題に。テレビアニメ化が決定した際も大きな反響があった。
そんな本作の劇場版制作が発表されたのは、すでに一部地域で放送されている最終回にて。本編終了後、劇場版の制作決定特報が放映された。このことはインターネット上でも取り上げられ、本編で完結した物語の劇場版をどういった形で制作するのかという憶測が飛び交っている。実際、原作ゲームにはテレビアニメ版にはなかったエピソードやファンディスク「比翼恋理のだーりん」があるものの、まだ劇場版の詳細については未定となっている。
最近では、今年12月に公開が決定している『映画 けいおん!』もテレビアニメ最終回と同時に劇場版制作告知を行っており、今回の「シュタインズ・ゲート」もそれにならった格好だ。タイトルにもなっている「シュタインズ・ゲート」とは、劇中用語で、ドイツ語で石を意味する“Steins”と、英語で扉を意味する“Gate”を掛け合わせた造語(漢字で書くと“運命石の扉”)。今回の劇場版は、まさにファンにとっての「運命石の扉」となるかもしれない。(編集部・福田麗)