バナナマン、DVDが売り上げ不振なら冠番組打ち切り？「ぜひ買ってください！」必死の訴え

　20日、TOKYO MXほかにて放送中のバラエティ番組「バナナ炎（ファイア）」の最新DVD発売記念イベントがタワーレコード渋谷店で行われ、バナナマンの設楽統と日村勇紀、さらにゲストでキングオブコメディの高橋健一が登場。バナナマンの巧みなトークにより、高橋に笑いの神が光臨して会場は大盛り上がりだった。

　この日のゲストとして登場したのは、設楽に「そんなに期待しないで、結構ショボい人だよ」と紹介されて呼び込まれた高橋。実は設楽と高橋は、芸人が普段組まない相手と組んでネタを披露する「史上空前！笑いの祭典ザ・ドリームマッチ2011！」でコンビを組んだこともある仲。日本一のコント職人を決める「キングオブコント2010」で見事優勝した高橋だが、「去年のキングなのに全然テレビ出ていない」と、早くも露出が減ったことをいきなり設楽にいじられる。さらに、TBSで収録があった際、配送業者を経営している実家のトラックで来た高橋が「業者さんはあっちです」と警備員に止められたことなど、爆笑エピソードが暴露された。また、この日は「女性に人気が出る40代になるため、今のうちに経験しておくべきこと」というテーマでトークを展開する中、高橋はなぜか「ホンビノスガイ」という貝のうんちくを延々と披露。マニアックな内容にも関わらず、バナナマンによる「何の講演だよ」「（貝より）芸能界でお笑いのライバル作れよ」などの巧みなツッコミによって、会場は最後まで大盛り上がりだった。

　そしてバナナマンは、この日の同時間帯に行われているAKB48の「24thシングル選抜じゃんけん大会」の盛り上がりに便乗しようと、それぞれ板野友美のアヒル口のモノマネをしたり、日村が大ファンだという大島優子の魅力を熱弁したりと、必死になってDVDをアピール。シリーズの中で売り上げが1万本に届く巻がない場合、番組打ち切りをディレクターに示唆されているそうで「ぜひ買ってください！」と訴えかけていた。

　「バナナ炎」は「今まで見たことがないくらい落ち込んでいる親友を励ます方法」や「40歳を過ぎてから始めたら格好いい趣味」などのゆる～いお題を元に、それぞれのベスト3をバナナマンが独断と偏見で決めるトーク番組。話がどんどん脱線していったり、即興コントが繰り広げられたりと、見どころ満載の内容となっている。（肥沼和之）

DVD「バナナ炎」Vol.9～11は9月21日発売　税込み価格：2,200円