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深津絵里、台風の中来場したファンに感激!「みなさんの情熱、忘れません」

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「感想なんてどうでもいいです」と台風の中来場した観客にとにかく感激の深津絵里
「感想なんてどうでもいいです」と台風の中来場した観客にとにかく感激の深津絵里

 21日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて映画『ステキな金縛り』の舞台あいさつが行われ、深津絵里はじめ西田敏行阿部寛竹内結子浅野忠信KAN木下隆行(TKO)、生瀬勝久中井貴一らキャスト陣と監督の三谷幸喜が登壇、台風の吹き荒れる中来場したファンに感謝の言葉を述べた。

映画『ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON』写真ギャラリー

 この日は台風15号の影響により電車が止まるなど、会場にたどり着けなかった観客も続出。劇場には空席も目立つ中、キャストも口々に観客に感謝の言葉を述べていた。そんな中、深いピンクの大人っぽい衣装に身を包んだ主演の深津も、会場を見渡しながら「皆さん命がけで会場に足を運んでくださってありがとうございます。みなさんの情熱、忘れません」と真剣な表情でコメント。さらに「映画の感想なんてどうでもいいです。来ていただけたことが本当にありがたいです」としっとりとファンに感謝の言葉を語りかけた。

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 また、映画『ザ・マジックアワー』に続き三谷映画に出演する深津は、本作の魅力について「ひとつ挙げるのは難しいですけど、三谷監督にしか絶対に思いつかないお話、法廷ミステリーに幽霊コメディーに女性の成長物語という奇想天外なお話もですし、キャストの皆さんそれぞれの個性、西田さんの全てが見どころです」と豪華キャストの魅力をふんだんに生かした三谷監督の手腕をアピール。

 一方の三谷監督は「ブロードウェイではお芝居の初日に雨が降るとその公演は成功すると言われています」と逆転の発想を披露して会場を沸かすと、今年50歳になり本作が監督作品5本目、台風15号など、本作が5という数字に縁があることにちなみ、「目標は興行収入55億5,555万5,555円を目指したいと思います」と高々と宣言していた。

 映画『ステキな金縛り』は『ザ・マジックアワー』の三谷幸喜監督と深津絵里が再び手を組み、痛快なドタバタ劇に挑戦した法廷ミステリー。ある殺人事件の弁護を依頼されたダメ弁護士が、落ち武者の幽霊を証言台に立たせようと四苦八苦する姿を描く。(取材・文:中村好伸)

映画『ステキな金縛り』は10月29日より全国東宝系にて公開

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