ディズニーがジェームズ・キャメロンと共に『アバター』アトラクション施設を建設!ディズニー・リゾートにパンドラが!
米ウォルト・ディズニー・カンパニーは、米20世紀フォックスとジェームズ・キャメロン監督のライトストーム・エンターテインメントと契約を結び、キャメロン監督の大ヒット3D映画『アバター』をテーマにしたアトラクション施設を建設すると発表した。
デッドラインなどが報じた、同社最高経営責任者のボブ・アイガー氏の発言によれば、このアトラクションは『アバター』の世界に入り込み、探険できるようなものになる予定で、製作にあたってキャメロン監督もコンサルタントを務める。一つ目の施設は米フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート、ディズニー・アニマルキングダム内に建設され、着工は2013年を予定。施設内には本作をテーマとした飲食店やみやげもの屋などもオープンするという。
自然を基調としたテーマパークであるアニマルキングダムと、大自然が広がる劇中のパンドラの情景は、テーマとしても相性が良いと満足げなキャメロン監督も、この施設を「想像を超えるものにしたい」と気合が入っている様子。声明の中でアトラクションの目的を「これまでにない現実感をもって、来場者に『アバター』の世界を見て、聞いて、触れてもらうこと」としている。
キャメロン監督は『アバター』の2作目と3作目を、それぞれ2014年のクリスマスと2015年に公開するつもりで、施設はシリーズの終了後にオープンするとのこと。ディズニーはテーマパークの世界的な展開契約も結んでおり、世界に分散するディズニーの娯楽施設で目にする可能性もありそうだ。世界興収歴代1位の作品して映画の歴史に名を刻んだ本作だが、テーマパーク業界にも名を残すことになりそうだ。(編集部・入倉功一)