映画に本物の幽霊が映りこんだ?満島ひかり主演3Dホラーの本編映像に不可解な存在を確認!
映画『呪怨』シリーズの清水崇監督が満島ひかりを主演に迎えた3Dホラー『ラビット・ホラー3D』の映像の中に、本編とは関連のない不可解な存在が映りこんでいる個所があることが判明した。
本作は3D映画を鑑賞中の満島演じるヒロイン、キリコと彼女の弟が、突然画面から飛び出したウサギの縫いぐるみを受け取ったことで不可解な現象に巻き込まれる3Dホラー。問題の存在は、映画開始から64分あたり、キリコの部屋で綿毛が飛んだ後の、手持ちカメラで撮影された廊下の場面に登場。画面中央、廊下の奥に注目すると、そこに人影のようなものが映り、すぐに引っ込む様子が確認できる。
現場に立ち会ったスタッフによると、本編とはまったく関係のないこの影の存在に気が付いた者は撮影時にはおらず、編集作業の際に確認されたのだという。そのスタッフは、「映画の本編に必要だったためそのまま入れましたが、本当に怖いです。宣伝のときには、本編に差し障りがあるといけないと思い大仰にはしていませんでした。ただ、あのとき現場には、そんな人いなかったハズなんです……今から思うと怖いです」とその恐怖を語っている。
恐ろしい超常現象を映像化するホラー映画では、1977年のダリオ・アルジェント監督作『サスペリア』や2002年の香港映画『the EYE 【アイ】』など、画面に本編とは関係ない不可解な存在が写り、騒ぎになることが少なくない。その真偽は、製作者が意図的に入れこんでいたり、まったく理由が判明しないものもあるなどさまざまだ。スタッフの証言からすると、本作で確認された存在は、少なくともわざと挿入されたものではなさそう。だとすればこの存在は、恐ろしいホラー映画の撮影現場の霊気に誘われた、本物の心霊とでもいうのだろうか? ぜひ映画館の大スクリーンでその真偽を確かめていただきたい。(編集部・入倉功一)
映画『ラビット・ホラー3D』は全国公開中