『ロボコップ』のリメイク作品の主演は、『イングロリアス・バスターズ』のマイケル・ファスベンダーか?
制作/配給会社MGMが企画している映画『ロボコップ』のリメイク作品で、監督する予定のブラジル出身のジョゼ・パジーリャ監督が、主演候補の俳優に映画『イングロリアス・バスターズ』や『X-MEN:ファースト・ジェネーレション』のマイケル・ファスベンダーを挙げていることがComingsoon.netにより明らかになった。
マイケル・ファスベンダー出演映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』写真ギャラリー
これは、バスジャック事件を描いたドキュメンタリー映画『バス174』や、麻薬組織と闘う特殊部隊を描いたドラマ作品『エリート・スクワッド(原題) / Elite Squad』を手掛けたジョゼ・パジーリャ監督が、ブラジルのチャンネル、グローボ1で、新作『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(原題)/ Elite Squad 2 : The Enemy Within』の宣伝に際に発表したもので「僕が『ロボコップ』のリメイク作品を撮ることになる。脚本は僕ともう一人の脚本家と、ここリオデジャネイロで執筆していて、現在その彼と15日間共に仕事をしながら脚本を改稿しているんだ。そして今週末に、新たに改稿したこの脚本を持ってL.Aにある(MGMの)スタジオ行き、その脚本を見せながら、俳優のキャスティングなども話し合う予定でいる。撮影は、おそらく来年の2、3月になると考えているが、アメリカの映画界は皆さんも知っている通り、いろいろなことが起きる」とあくまで今回は企画を持ち込むだけだとしているが、さらに彼は「まだ時期尚早の段階だが、僕の好みの俳優ではマイケル・ファスベンダーが良いと思っている。彼に話を是非持ちかけたいと思っている」と個人的に望んでいること明かした。
確かにマイケル・ファスベンダーなら、これまでの作品だけでなく、これから公開されるデヴィッド・クローネンバーグの映画『ア・デンジャラス・メソッド(原題)/ A Dangerous Method』やリドリー・スコット監督がメガホンを取る予定の映画『プロメテウス(原題)/ Prometheus』にも主役を演じることになっていて、まさに人気実力を兼ね備えた適役な配役とも思える。
撮影は、オリジナルの『ロボコップ』でも舞台となったデトロイトで行われることになっている。はたしてどんな映画ができるのか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)