アーノルド・シュワルツェネッガー、激動の人生を綴った自伝を出版へ
ミスター・ユニバースから俳優へ、俳優からカルフォルニア州知事へ、そして再び俳優復帰という劇的な人生を送っているアーノルド・シュワルツェネッガーが、その華麗な転身を描いた自伝を出版することになった。タイトルは、1990年にシュワちゃんが主演した映画の題名にちなんで「トータル・リコール:マイ・アンビリーバブリー・トゥルー・ライフ・ストーリー」になる予定。内容は、シュワちゃんが若きボディビルダーとして故郷オーストリアからアメリカへ渡ったころから、俳優としての成功、カリフォルニア州知事への就任などについて、その激動の人生が書かれるという。
アーノルド・シュワルツェネッガー出演映画『エクスペンダブルズ』場面写真
出版社の「サイモン&シュースター」はシュワちゃんの自伝について「今の時代に、最も期待されている自伝」とし、「彼のような人生を送った人はいないし、彼に少し似た人生さえも送った人は誰もいない。貧しい移民から世界レベルのアスリートにのぼりつめ、超有名な映画俳優になり、そしてカリフォルニアの州知事になる。本当にアーノルドは、我々の時代の最も魅力的な人物であり、世界で最も素晴らしいサクセス・ストーリーだ」と語っている。シュワちゃんの激動の人生といえば、今年の夏に妻のマリア・シュライヴァーさんとの離婚もそのひとつだが、これについては書かれるかどうか明らかにしていない。(竹内エミコ)