『オズの魔法使』でジュディ・ガーランドが履いた「ルビーの靴」がオークションに
1939年の名作映画『オズの魔法使』で、主人公ドロシーを演じたジュディ・ガーランドが履いていた魔法の靴「ルビーの靴」が、今年の末にロサンゼルスでオークションにかけられることになった。
このオークションは、 オークションハウスのプロファイルズ・イン・ヒストリーが主催するもので、「アイコンズ・オブ・ハリウッド」という名目でハリウッド映画で使われた品などが出品される。
ルビーの靴は、映画の終わりにドロシーが、「家ほどいいところはない」と三回唱えながら鳴らし、カンサスの家に帰ることができるよう願う、キャラクターのトレードマークとも言える靴。撮影で使われた靴のうち現存しているのは4セットで、個人収集家が所有していたり美術館に保存されたりしているが、出品されるのはそのうちの1セットだ。プロファイルズ・イン・ヒストリーはこの靴が200~300万ドル(約1億5300万~2億2900万円)の超高値を付けると予想している。オークションは12月15日から17日までの3日間の日程で開催される予定。(竹内エミコ)