ブラッド・ピット&ダグ・リーマン監督、桜坂洋原作&安倍吉俊「All You Need Is Kill」映画化で再タッグの可能性も
桜坂洋原作、安倍吉俊イラストによる「All You Need Is Kill」を基に、ハリウッドで映像化される映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル(原題)/ All You Need Is Kill』のダグ・リーマン監督と製作スタジオのワーナーが、同作の主演にブラッド・ピットを迎えたいと考えているようだ。ブラッドとリーマン監督は、映画『Mr.&Mrs.スミス』のヒットコンビだけに、実現すれば注目度が上がることは確実だ。
同作は、“ギタイ”と呼ばれる謎の生物の襲撃を受ける近未来の地球を舞台に、ギタイと戦う統合防疫軍に入隊した兵士キリヤ・ケイジが、同じ時を繰返すというループに捕らえられたことによる成長と彼の数奇な運命を描くSFアクション。
なおスタジオ側からブラッドに提示されている選択肢は2つあるようで、本作がその1つ。もう1作は、映画『ザ・ファイター』で注目を集めた、デヴィッド・O・ラッセル監督によるマシュー・クイックの小説の映像化『ザ・シルバー・ライニングス・プレイブック(原題)/ The Silver Linings Playbook』。これはラッセル監督が長年温めたプロジェクトであり、映画『ザ・ファイター』に続きマーク・ウォールバーグの出演が決定している。最近ではマークの共演候補としてアンジェリーナ・ジョリーが監督と面談したとウワサされたこともあった。ちなみにディズニーによるアンジー主演の「眠れる森の美女」の映画化である『マレフィセント(原題)/ Maleficent』の監督候補にラッセル監督の名が挙がるなど、複数の縁が見込まれている状況だ。(南 樹里)