ロマン・ポランスキー監督、因縁の生涯功労賞ついに受け取る!プレミア上映されたドキュメンタリーの中で謝罪も
27日(現地時間)、ロマン・ポランスキー監督がスイスにて開催中のチューリッヒ映画祭にて、2年前に授与される予定だった生涯功労賞を受け取った。2009年、同賞を受賞するためスイスを訪れたポランスキー監督は、1977年に起こした13歳だった少女への淫行事件の容疑で身柄を拘束され、受賞を逃していた。
ロマン・ポランスキー監督作『ゴーストライター』写真ギャラリー
「遅れてももらえないよりはいい。感動しています」と語り、生涯功労賞を受け取ったポランスキー監督。チューリッヒ映画祭でプレミア上映されたドキュメンタリー『ロマン・ポランスキー: ア・フィルム・メモワール(原題) / Roman Polanski: A Film Memoir』には、被害者である13歳の女性に対し、「彼女はわたしとマスコミ、二重の被害者だ」という彼の発言が収められており、ポランスキー監督の謝罪の言葉として注目を集めた。(編集部・島村幸恵)