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「そこに山があるから」の名言で知られる登山家ジョージ・マロリー氏の逸話、『Mr.&Mrs. スミス』のダグ・リーマン監督が映画化!

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ジョージ・マロリー氏第二次遠征の際、エドワード・フェリックス・ノートン氏と共に2万7,000フィート地点で撮影された写真
ジョージ・マロリー氏第二次遠征の際、エドワード・フェリックス・ノートン氏と共に2万7,000フィート地点で撮影された写真 - Spencer Arnold / Getty Images

 「そこに山があるから」の名言で知られる登山家ジョージ・マロリー氏の3度にわたるエベレストへの挑戦を、映画『Mr.&Mrs. スミス』のダグ・リーマン監督が映画化すると米オンライン誌デッドラインが報じた。1920年代、世界初のエベレスト登頂を目指したマロリー氏は、3度目の挑戦で行方不明となり、死後75年ほどたった1999年に遺体が発見され、エベレスト登頂を果たしたのか否かはいまだ議論の対象となっている。

ダグ・リーマン監督最新作『フェア・ゲーム』場面写真

 映画は、ジェフリー・アーチャーの小説「パス・オブ・グローリー(原題) / Paths of Glory」を原作に、映画『マイレージ、マイライフ』のシェルドン・ターナーが脚本を担当する。原作は、1999年の遺体発見の場面から始まり、マーロン氏の幼少期へフラッシュバック。ケンブリッジ大学在学中の話から、結婚、戦争への従軍なども描きながらエベレストへの3度の挑戦と、夫婦の愛を描いている。

 1923年、ニューヨーク・タイムズ紙の記者の「あなたはなぜエベレストを目指すのか」という問い掛けに対し、「そこに山があるから」と答えたとされるマロリー氏。この問答の真偽についても疑問の声も上がっており、謎も多い人物だが、映画はマロリー氏の人生をどう描くのか、リーマン監督の手腕にも期待したい。なお、リーマン監督は、桜坂洋原作、安倍吉俊イラストによる「All You Need Is Kill」の映画化作品でもメガホンを取ることが報じられており、その作品で再びブラッド・ピットとタッグを組むのではないかと言われている。(編集部・島村幸恵)

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