レイフ・ファインズとデヴィッド・クローネンバーグ監督、ロンドン映画祭で特別賞を受賞
映画『ハリー・ポッター』シリーズでヴォルデモート卿を演じたレイフ・ファインズと、独創性の強い作品を生み出してきたカナダの鬼才、デヴィッド・クローネンバーグ監督が、ロンドン映画祭で特別賞を受賞することになった。
レイフ・ファインズ出演映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』写真ギャラリー
今年のロンドン映画祭では、レイフの初監督作である映画『コリオレイナス(原題) / Coriolanus』と、クローネンバーグ監督の映画『ア・デンジャラス・メソッド(原題)/A Dangerous Method』がいずれも上映されるが、映画祭を主催するイギリス映画協会BFIは、映画界に刺激を与え続けてきたふたりの特別名誉賞の受賞を発表。さらにBFIは、コンペに出品される最優秀賞の候補作品も発表した。コンペには、フェルナンド・メイレレス監督の新作『360(原題)』や、レイチェル・ワイズ主演の映画『ザ・ディープ・ブルー・シー(原題) / The Deep Blue Sea』、アレキサンダー・ペイン監督、ジョージ・クルーニー主演のコメディー『ザ・ディセンダンツ(原題) / The Descendants』、ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したアレキサンダー・ソクーロフ監督の映画『ファウスト』も出品されている。
ロンドン映画祭は10月12日から27日まで開催され、今年の最優秀映画賞の授賞式は最終日前日の26日に行われる予定。(竹内エミコ)