『うさぎドロップ』SABU監督のゾンビ映画やりたい!宣言にファン大喝采!!芦田愛菜ちゃんには観せちゃダメ!?
12日、渋谷のスペースシャワー・ティーヴィー・ザ・ダイナーにて、13日から発売が開始されるゲーム「デッドライジング 2 オフ・ザ・レコード」の発売記念前夜祭が開催され、本作とコラボレーションしたショートムービー「TOKYO DEADRISING」が初公開されると共に、キャストの鈴木規史、鹿谷弥生、そしてメガホンを取ったSABU監督が登場、集まったゾンビ映画ファンを沸かせた。
世界中で人気を博す、カプコンのゲーム「デッドライジング」シリーズをテーマに、映画『うさぎドロップ』のSABU監督が脚本・演出を手掛けたゾンビショートムービー「TOKYO DEADRISING」。初公開となった上映では、銃や剣だけでなく、創意工夫をこらした、ぶっ飛んだ武器でゾンビをなぎ倒す同ゲームの世界観を踏襲(とうしゅう)、ゾンビで遊ぶことが重要な本ゲームらしいユニークな演出も用意されつつ、クライマックスには大量のゾンビが登場するなど、ショッキングな内容で観客を驚嘆させた。
今回がソンビ映画初挑戦となったSABU監督は、かつては俳優として、大友克洋監督の『ワールド・アパートメントホラー』や雨宮慶太監督の『ゼイラム2』などに出演していた経験もあってか、久々のジャンル系作品に血が騒いだ様子。「20分間突っ走って、好きに作りました。ゾンビのみなさんも最高でした」と晴れやかな笑顔で語った。撮影は2日間で行われ、現場も熱気に包まれていたといい「ゾンビ役のエキストラや役者の方もみんな、メイクした瞬間からすぐにゾンビの気持ちに入っちゃう感じでした」と快調だった撮影を振り返った。
上映中には、映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』(日本未公開)を彷彿(ほうふつ)とさせるような場面で笑い声が上がるなど、観客の反応も好評。主演の鈴木とヒロインの鹿谷が「また2人でゾンビ映画やりたいです」と熱望すると、SABU監督も「またゾンビ映画やりたいですね!」と乗り気な様子で宣言してみせ、集まった観客を盛り上げた。
この日の前夜祭では、発売前の「デッドライジング 2 オフ・ザ・レコード」を一足早くプレイできる試遊台が設けられたほか、ゾンビメイク体験コーナーなども設置され、多くのゲームファン、ゾンビ映画ファンが多数来場していた。なお、「TOKYO DEADRISING」は13日より「デッドライジング 2 オフ・ザ・レコード」公式サイトにて全3話で配信が開始される予定になっている。(取材・文:中村好伸)
「TOKYO DEADRISING」は予告編が公開中
ゲーム「デッドライジング 2 オフ・ザ・レコード」は10月13日発売(PS3 / Xbox 360)