世界初の性別適合手術を受けた男性を演じるニコール・キッドマンの映画、相手役のレイチェル・ワイズが降板で棚上げに
ニコール・キッドマンが世界で初めて性別適合手術を受けた男性を演じる映画『ザ・デイニッシュ・ガール(原題) / The Danish Girl』の製作が棚上げされてしまったという。
ニコールは同映画で性別適合手術を受けたデンマークの画家、イラストレーターのリリー・エルベを演じる予定で、ニコールの製作会社ブロッサム・フィルムズが手がけることになっていた。WENNによると、当初はリリーの妻をグウィネス・パルトローが演じることになっていたが、スケジュールの都合で降板。代役にシャーリーズ・セロンが起用されたが、彼女も降板し、レイチェル・ワイズがキャスティングされていた。
先月にはドイツで撮影が開始されるはずだったが、レイチェルと監督のラッセ・ハルストレムも降板してしまったため、映画を棚上げにするしかなかったようだ。「昨年出演契約をしたレイチェルがここに来て降板をしたため、大混乱に陥ってしまいました。しかし、この映画を作るというニコールの決心は変わっておらず、一からやり直す予定です」と関係者はメール・オン・サンデー紙にコメントしている。(澤田理沙)