今年のアカデミー賞候補に東日本大震災からの復興を描いた作品が!『カウントダウンZERO』の女性監督新作!
東日本大震災をテーマにした作品が、第84回アカデミー賞ドキュメンタリー短編賞の選考対象作品に選ばれたことが明らかになった。監督を務めているのは、核兵器の脅威を描いた映画『カウントダウンZERO』のルーシー・ウォーカー監督だ。
現地時間10月13日に同賞主催者は、ドキュメンタリー短編賞の選考対象となった8作品を発表。そのうちの1作は、今年3月に起きた東日本大震災をテーマにした映画『ザ・ツナミ・アンド・ザ・チェリー・ブロッサム(原題) / The Tsunami and the Cherry Blossom』。同作は、震災の被災者が復興に向けて歩み始めたさまをとらえたドキュメンタリー作品となっている。
監督を務めたのは、今年9月に核兵器をテーマにした映画『カウントダウンZERO』が日本公開されたばかりのルーシー・ウォーカー監督。ウォーカー監督は、第83回アカデミー賞にも『ウェイスト・ランド(原題) / Waste Land』がドキュメンタリー長編賞でノミネートされており、このまま行けば、2年連続ノミネートも十分に考えられる。
今回選考対象となった8作品は来年1月に3~5作品に絞られ、ノミネート作品が決定。授賞式は現地時間2月26日にロサンゼルスで行われる予定だ。(編集部・福田麗)