リアム・ギャラガー企画のビートルズ映画、監督はマイケル・ウィンターボトムに決定!
元オアシスで今はビーディ・アイのボーカル、リアム・ギャラガーが企画している、ビートルズを描く映画で、『24アワー・パーティ・ピープル』や『マイティ・ハート/愛と絆』などで知られるイギリス人監督、マイケル・ウィンターボトムがメガホンを担うことが決まった。
この企画は、ビートルズが作ったレーベル「アップル・レコード」で働いていたリチャード・ディレロの回顧録をもとに映画化するもので、1968年から、ビートルズが解散する1970年までのバンドの姿などを描いていく。ディレロは、お茶くみやデモテープを聴く役目として10代からスタジオで働き、後にスタジオのPRディレクターになった。
製作は、ウィンターボトム監督が立ち上げた製作会社「レボリューション・フィルム」と、リアムの作った映画会社の共同製作となる。レボリューション・フィルムの共同創設者であるアンドリュー・イートン氏がアメリカの音楽誌「プレイリスト」に語ったところでは、現在、楽曲の使用権についてアップル・レコードと交渉中だという。また、リアムはアップル・レコードの広報だったデレク・タイラー役にジョニー・デップの出演を希望していたが、イートン氏はジョニーの参加を歓迎しながらも、「この話では、(タイラーは)リバプール出身で、たぶん32~33歳くらいだろう。ジョニー・デップは48歳くらいだし、アメリカ人だ」と、ほかの役での出演を希望しているという。(竹内エミコ)