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女性の「性」をオープンに!エロティック・バリアフリー=エロバリ第2弾『姉妹狂艶』男子禁制試写会で男をその気にさせるコツも!

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どのシーンも美しく仕上がったと満足げな範田紗々
どのシーンも美しく仕上がったと満足げな範田紗々

 21日、東京渋谷区のLiaison cafeにて、「エロバリ」シリーズ第2弾となる映画『姉妹狂艶』のトークショー付き女性限定試写会が行われ、主演の範田紗々ロマンスライターのピンク先生が登壇し、普段なかなか口にするのが難しい「女性の性」について、オープンな雰囲気で語り合った。

映画『姉妹狂艶』場面写真

 エロティック・バリアフリーこと「エロバリ」は、「障害のある人たちが、エロティックな映画を映画館で楽しめ、体感できる環境を作る」というコンセプトを掲げるプロジェクト。その理念の下製作された映画には、女性の副音声と日本語字幕が付き、福祉関係業界からも多大な関心を集めた。「エロバリ」第2弾となる本作では、タブー視されがちな性に対し、偏見をなくしてオープンに語ることを目的に、今回男子禁制の女性限定イベントとなった。

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 本作を監督したのは、映画『もう頬づえはつかない』で知られる巨匠・東ヨーイチ(東陽一)。主演の範田は今回の撮影で、「東監督に撮っていただいたのがとてもうれしかった」と感無量。「エッチなシーンが半分以上を占めるのですが、どのシーンも美しく仕上がりました」と満足げに語った。

 高校時代、点字の勉強をしていたこともあるという範田は、昔からバリアフリーに興味があったそう。本作の副音声を聞いて、「自分の作品を第三者に説明してもらうのが不思議な感じ。音声だけでも楽しめるし、また違った楽しみ方が増えたと思います」と笑顔でコメント。

 また範田は、女性が男性を「その気にさせる」コツとして、「(女性が)すごい気合いの入った下着で迫ったら、逆にものすごく(男性に)引かれたっていう話を聞いたことがあります。こっち(女性)が100パーセントの気持ちでも、相手がゼロなら、それを100にまで持っていくのは難しい。だから二人で一緒にこういう映画を観に行って、感想を言い合うとか、向き合うのがいいと思います」とアドバイスすると、会場の女性たちは大いにうなずいていた。

 『姉妹狂艶』は、美しい姉(木下柚花)と妹(範田)、その恋人たちを合わせた4人の奇妙な関係をミステリアスに描いた作品。日本映画界屈指の名匠・東ヨーイチ(東陽一)がメガホンを取り、狂おしく、艶のある作品に仕上げた。(取材・文:尾針菜穂子)

映画『姉妹狂艶』は10月29日から11月4日までポレポレ東中野にてレイトショー、11月5日から11日までアップリンクにてモーニングショー

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