『ミッション:インポッシブル』テーマ曲を布袋寅泰がアレンジ!同い年のトムとの縁に「とても光栄」
トム・クルーズ主演のスパイアクション約5年ぶりの最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の日本公開を記念し、本作と日本を代表するギタリスト布袋寅泰とのコラボが決定、おなじみのメインテーマ曲をアレンジすることとなった。
映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』場面写真
全世界で累計14億ドル(約1,120億円・1ドル80円計算)以上の興行収入を上げている『ミッション:インポッシブル』シリーズ。4作目となる本作が公開される今年は、トムにとっても映画デビューから30年の節目の年となる。その特別な年に、新作公開毎に注目を集めてきたおなじみのテーマ曲を、トムと同じく今年アーティスト活動30年を迎えた布袋がアレンジすることになった。
今回のタイアップのオファーを快諾したという布袋は、オファーを受けたとき、まずは「やった!」と思ったそう。長くファンから愛されているテーマ曲をアレンジすることに対しては、「映画ファンだけにとどまらず、多くのファンに愛されている名曲中の名曲なので、それを傷つける訳にはいかない」とそのプレッシャーを告白。一方で「その反面、僕にこのミッションを与えていただいたからには、やっぱり布袋色に染めたかった」と自身のアレンジに自信タップリの様子だ。
また、共に芸能生活30周年、さらに年齢も同じというトムとの縁に関して、「30 年というのは決して短い期間ではないし、でも自分的にはあっという間だった。多分トムもそうだと思います」と常に注目を集めてきた存在ならではのコメント。さらに「そんな中いろいろな試行錯誤をしながら、トムは映画に対する愛情、僕は音楽に対する愛情を失うことなくやってきた。そんなわれわれがこの作品で巡り合えたというのは、僕にとってはとても光栄です」と自分の道に対して全力を傾けてきた者としての共感とうれしさをのぞかせた。
今回のタイアップに関しては、クエンティン・タランティーノ監督の2003年の映画『キル・ビル』で使用された布袋の楽曲を知っていたことで、ハリウッドのプロデューサー陣もそのアイデアを「グレイト!」と絶賛。これまでシリーズごとにカニエ・ウェストやンプ・ビズキットらも手掛けたアレンジ群に、布袋の楽曲も加わることとなった。布袋アレンジのテーマ曲は、テレビスポットなど本作のPRに積極的に使用されることになるとのこと。不思議な縁でつながったトムと布袋のコラボに注目だ。(数値などは配給調べ)(編集部・入倉功一)
映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は12月16日より全国公開