ブラピ＆ガイ・リッチー、ジャッキー・チェン出演『キャノンボール』をリメイクか ゼネラルモーターズが全面協力へ！
全編にわたって展開されるカーチェイスが魅力の映画『キャノンボール』が、ブラッド・ピット主演、ガイ・リッチー監督という豪華タッグでリメイクされるかもしれないと報じられている。同作の製作は、大手自動車メーカーのゼネラルモーターズの全面協力下で進められるという。
バート・レイノルズ、ジャッキー・チェン、ロジャー・ムーアなどそうそうたる面々が出演したオリジナル作品は、アメリカ大陸を一番早く横断したものが優勝というレースの様子をユーモアたっぷりに描いたコメディー作品。ランボルギーニやフェラーリ、ロールス・ロイスなどの高級車がわんさかと登場する大迫力のカーチェイスや日本人役で出演したジャッキー・チェンのカンフーなど、とにかく見どころの多く、いまだに根強いファンを多く持つ作品だ。
エンターテインメント情報サイトVulture.comによると、米ワーナー・ブラザーズは『キャノンボール』のリメイク企画を進行させており、主演にブラッド・ピット、監督には『シャーロック・ホームズ』のガイ・リッチーを考えているという。さらに今回のリメイク企画は、北米の大手自動車メーカー・ゼネラルモーターズの全面バックアップが予定されているといい、作中には同社の最新モデルがこれでもかと言わんばかりに登場する予定。オリジナルでは製作費を安くするために、製作陣の自家用車を撮影に使ったというエピソードもあるが、今回はオリジナルとは異なり、かなりの大規模な製作となりそうだ。
ブラピとリッチー監督は映画『スナッチ』でもタッグを組んでいるが、ブラピは同作でなまりがヒドすぎて言っていることが聞き取れないアイリッシュという役を見事に演じきっており、今回のリメイクに出演が決定すれば、オリジナルのスター俳優陣に負けないインパクトのある演技を見せてくれることは間違いない。一方でガイ・リッチー監督も、今でこそ『シャーロック・ホームズ』の監督として知られているが、その『シャーロック・ホームズ』はこれまでのホームズ像をぶち壊すようなアクション大作であり、同作はもちろん、『ロックンローラ』『ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ』など、スローモーションやアングル変更を駆使したアクションシーンが見どころの作品を手掛けている。それだけに、全編カーチェイスという『キャノンボール』をどのように現代によみがえらせるのか、ファンは期待せずにはいられないはずだ。（編集部・福田麗）