哀川翔、18年ぶりに主題歌も務めた新作映画で真夜中の大暴走!? 共演者からはちゃめちゃぶり暴露される
俳優の哀川翔が22日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて主演135作目の映画『目を閉じてギラギラ』の舞台あいさつにキャストの綾野剛、三浦誠己、児嶋一哉(アンジャッシュ)、渋川清彦、水崎綾女、冨永昌敬監督と登壇し、撮影現場での大暴走っぷりを明かされた。
この日はアニキこと哀川を見ようと多くの男性ファンも集まり、哀川が「(本作で)主題歌も18年ぶりに歌わせてもらいました。観ていただければ満足していただける作品になっていると思います」とあいさつすると、会場からは大きな歓声が沸き起こった。
劇中では元ヤクザの金貸しを人情味あふれかっこ良く演じている哀川だが、撮影現場でははちゃめちゃな一面もあったといい、児嶋が「僕だけ(役者として)本職じゃないので現場で迷惑かけるんじゃないかと思っていたら、哀川さんが案外NGを出してくれたので気が楽になりました」とぶっちゃければ、三浦も「12時過ぎの哀川さんは面白すぎました」とまさかの(?) エピソードを披露。
哀川曰く「12時を過ぎると狂ってきて思いっきりやっちゃいました」そうで、ケンカのシーンにも「(拳を)当たらないようにしようとか、当たってもムッとしないように思ってやっているんですが、思いっきりやっちゃいました。結構いい音もして、おれじゃないよって顔したけど遅かったよ」と笑いながら豪快なエピソードを振り返った。まさにその拳を受けた三浦も「めちゃくちゃ痛かったです。将来何か脳障害が起きたら哀川さんに責任とってもらいますよ」と笑顔でつっこみ、哀川アニキの和気あいあいとした撮影現場をうかがわせていた。
映画『目を閉じてギラギラ』は『ゼブラーマン』シリーズなどの哀川翔と、『うさぎドロップ』の綾野剛がW主演を果たした熱血ストーリー。携帯向け動画配信サービス「BeeTV」で配信されたドラマを劇場公開し、人情に厚い貸金業者と債務者の人生の一発逆転を賭けた奮闘を描き出す。(取材・文:中村好伸)
映画『目を閉じてギラギラ』はヒューマントラストシネマ渋谷にて公開中