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ティム・バートン監督の新キャラクター、メイシーズのサンクスギビング・デー・パレードでバルーンとしてデビュー

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どんなバルーンか楽しみです! -ティム・バートン監督
どんなバルーンか楽しみです! -ティム・バートン監督

 全米に中継され、アメリカの伝統行事となっているメイシーズのサンクスギビング・デー・パレードに、ティム・バートン監督がデザインしたバルーンが登場するという。

ティム・バートン監督映画『チャーリーとチョコレート工場』写真ギャラリー

 このパレードは、クリスマスの衣装に身を包んだラジオ・シティ・ミュージックホールのロケッツ、そりに乗ったサンタクロースも登場するなど、本格的なクリスマス・シーズンの到来を宣言するイベント。映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のジャックがサンタの格好をしているバルーンなどが作られれば、ぴったりと思われたが、バートン監督はなんと“Bボーイ”という新キャラクターのバルーンを作ることにしたという。

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 「パレード側から話を持ちかけられたときは驚いたよ。耳を疑ったくらいだ。きっと誰かが冗談でかけてきたんだろうと思った」とニューヨーク・タイムズ紙に語っている。バートン監督によると、Bボーイにはちゃんとバックストーリーもあるとのこと。Bはロンドンの病院で行われた子どものバースデーパーティーであまった風船を縫い合わせて作られたため、顔には縫い傷がたくさんあり、この顔とカミソリのように鋭い歯をしているため、子どもたちと遊ぶことを許されなかったという。そんな彼は地下室にこもり、映画『赤い風船』をなんども見続け、自分がいつか飛べる日を夢見ているらしい。

 「昔から風船には心を動かされた。しぼんでいる状態と浮かんでいる状態があって、とてもきれいで悲劇的で、悲しいのと同時にウキウキして幸せな気分にもなるという不思議さがある」と同紙に語っている。メイシーズのサンクスギビング・デー・パレードは、11月24日にニューヨークで行われる。競馬ファンがパドックを見るように、バルーンが待機している場所で、出発前のバルーンをチェックする熱狂的なファンもおり、今年はBボーイを一目先に見ようとするファンが殺到するかもしれない。(澤田理沙)

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