新作映画でエリック・バナがエルヴィス・プレスリー役、ダニー・ヒューストンがニクソン元大統領役へ
エリック・バナとダニー・ヒューストンが、新作映画でアメリカの1970年代を代表する二人の人物、エルヴィス・プレスリーとリチャード・ニクソン元大統領を演じることになった。
この映画は、1970年12月に二人が会談したときのことを描く『エルヴィス・アンド・ニクソン(原題)/Elvis & Nixon』で、エリックがエルヴィス役、ダニーがニクソン元大統領役を演じる。監督は、映画『ソウ』シリーズなどで知られるイギリス人俳優、ケイリー・エルウィズで、本作が監督デビュー作。エルウィズ監督は共同脚本も担っている。
エルヴィスとニクソン元大統領は、1970年12月21日にホワイトハウスで初めて面会を果たした。これは、エルヴィスがニクソン元大統領に手紙を書いたことがきっかけで実現したと言われている。手紙は6ページにもわたり、大統領に会いたいと思っていること、また、睡眠薬や危険な薬などを取り締まる連邦局を作るべきだ、といった提案も書かれていたという。会談時には、エルヴィスは家族の写真を見せ、ニクソン元大統領に拳銃「コルト45」をプレゼントした。映画では、会談に至ったいきさつや面会した様子などが描かれると思われる。
撮影の詳細などはまだ未定だが、ロサンゼルスとルイジアナ州で行われる予定。エリックは、自身のプロダクション会社を通じてエグゼクティブ・プロデューサーの役割も担う(竹内エミコ)。