ロジャー・ムーア、先輩ボンドのショーン・コネリーは「何をしゃべっているのかわからない」
3代目ジェームズ・ボンドとして7本の007映画に出演したロジャー・ムーアが、英ケンブリッジ大学の雑誌でインタビューに答えた。
1944年にケンブリッジの劇団に入団して演技のキャリアをスタートさせたロジャー。歴代ボンドのなかでも、軽妙なユーモアが特徴だったが、インタビューでも持ち前のコミカルさを発揮。常に「一番好きなボンド俳優」として名前が挙がる初代ボンド、ショーン・コネリーについての意見を聞かれると、「ショーンはいい俳優だ。何をしゃべっているのかわからないのが残念だよ」とショーンのスコットランド訛りをネタにジョークを飛ばした。また、ダニエル・クレイグが主演した第22作『007/慰めの報酬』については、「長くてとりとめのないコマーシャルみたいだった」と辛い評価をした。(竹内エミコ)