市原隼人、監督デビュー!構成・編集・ナレーションなどすべて一人でこなした新境地!
映画・テレビで活躍している俳優の市原隼人が、現在YoutTube上で公開されている映像作品「short movie~VOLTAGE~」で新境地に挑戦していることが明らかになった。同作は、自身3冊目の写真集「VOLTAGE」の撮影風景を収めたもので、市原は構成・ナレーション・編集などを手掛けている。
市原隼人監督作!「short movie ~VOLTAGE~」
上半身裸の市原が泣き、そして叫ぶというインパクトのあるシーンから始まる「short movie~VOLTAGE~」は今年6月にロサンゼルスとメキシコで行われたという写真集「VOLTAGE」の撮影の様子を7分30秒の映像に収めたもの。「スチール……それは、一瞬の水しぶきのようなものである気がする」という市原自身のナレーションと共に映されているのは、ストイックなまでに仕事に打ち込む市原の姿。監督はもちろんのこと、構成・ナレーション・編集など、「全て自分で作らせて頂きました」と市原がコメントしている通り、たとえ市原の姿が映っていなくとも、市原の物の見方や哲学などが感じられる作品に仕上がっている。
本作について「粗削りですが、本気です」と全身全霊をささげて制作した作品あると明かした市原は、ナレーションの最後を「ネバー・エンディング・ジャーニー(終わらない旅)」と締めくくっており、本作がこれから踏み出す道への一歩に過ぎないことをうかがわせている。事実、市原は本作のためにYouTubeチャンネル「StudioHighLife」を立ち上げ、「また面白いのが出来たらここにUPします」と宣言。今後は役者だけでなく、カメラの向こう側に立つこともあるのではないかという期待をファンに持たせている。
映画『DOG×POLICE 純白の絆』、テレビドラマ「ランナウェイ~愛する君のために」と立て続けに主演作品が公開・放送されている市原。映画デビュー作『リリイ・シュシュのすべて』はもう10年前の公開になるため、つい勘違いしてしまいがちだが、市原自身はまだ24歳とまだまだ貪欲(どんよく)でいても許される年齢。決して現状に満足することなく、さらなる高みを目指してもらいたいというのが、ファンの総意だろう。(編集部・福田麗)
映像作品「short movie~VOLTAGE~」はYouTubeにて公開中