「情熱大陸」李忠成の在日韓国人の意地と長谷部誠の彼女できない問題にも肉薄!番組初のサッカー選手2週連続特集!
毎日放送制作のドキュメンタリー番組「情熱大陸」に、W杯アジア3 次予選のタジキスタン戦・北朝鮮戦の日本代表メンバーに選出されたFWの李忠成と、キャプテンの長谷部誠が、2週連続で出演することがわかった。同番組でサッカー選手を2週連続して特集するのは、1998年の放送開始以来、初めてとなる。
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6日の放送には、ハーフナー・マイクとポジション争いを繰り広げているフォワードの李が登場。在日韓国人四世の彼は、元サッカー選手の父に、「(在日の)お前が試合で使われるには人の何倍も努力をしないといけない」と言われて、育ったという。世界に在日韓国人の可能性をアピールしたい、という思いを胸に、2007年日本国籍を取得し、北京オリンピックに出場。今年のアジアカップでは日本を優勝に導く立役者となった。現在、李は、タジキスタン戦で初先発で大活躍を見せた長身のハーフナーと、ポジション争いの真っ最中。取材中、「ハーフナーのことばっかり聞いてしまって恐縮ですが……」というディレクターに対し「それだけ(自分が)注目されているってコトで幸せなことです」としながらも「(ハーフナーは)すごいモノを持っています」とライバルの能力を高く評価。通算1,000日間にも及ぶ密着取材の中で、葛藤しながらも、ストライカーとして前を向き続ける姿を見せる。
一方、13日の放送は、精神面でチームメイトを支える日本代表の大黒柱に成長した、キャプテン長谷部誠をクローズアップ。今季、海外リーグで5シーズン目を迎え、日本代表選手の中では最長の海外組となった彼が、練習や試合でドイツ語を巧みに操りながらチームを引っ張る様子を追う。情熱大陸のカメラは、先月下旬、長谷部の呼びかけで集まった内田篤人(ドイツ・FCシャルケ04)、川島永嗣(ベルギー・リールセSK)、吉田麻也(オランダ・VVVフェンロ)とのドイツでの食事会の場にも密着。「彼女出来ませんよね」と、長谷部をいじる内田に、吉田も「あの本(長谷部の著書)読んだら構えちゃう!」と便乗。そんな二人に、「結婚をあまり考えずに、ほんとにいいなとって思う人がいたら結婚したい。でも、まずはそういう人を見つけるって方が先じゃない? 海外に来たら難しいよ。日本人の人が好きだからさ、出会いないし……」と真面目に本音を語ってしまう長谷部の微笑ましいトークも披露される。食事会では、内田、川島、吉田が、“長谷部のキャプテン度”に点数をつける場面も。和気あいあいとした雰囲気で大いに盛り上がる四人の姿から、仲のいい日本代表メンバーたちの素顔を垣間見ることができる貴重な映像となっている。
W杯最終予選進出のかかった試合は、11日にタジキスタン戦、15日に北朝鮮戦とまさに目前! 注目を集める代表選手たちの素顔が満載の「情熱大陸」は、李忠成篇が6日、長谷部誠篇が13日と、どちらも試合直前の放送となる。ときに努力の影で悩み、仲間たちと共に笑い、家族を思いやる……そんな人間味あふれる選手たちの魅力に触れ、「頑張れ日本!」と大きな声援を送ってもらいたい。(編集部:森田真帆)
「情熱大陸」李忠成篇は11月6日23時より 長谷部誠篇は11月13日23時より、MBS・TBS系列にて放映