スピルバーグ監督初の3D映画『タンタンの冒険』がTIME誌表紙に!ヨーロッパはじめ世界各国マスコミが大絶賛!!
10月26日にヨーロッパで先行公開された映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』に、世界各国のマスコミから絶賛の声が上がっていることがわかった。スティーヴン・スピルバーグ監督初の3D作品として製作された本作は、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソンが製作に参加し、最高のVFX技術を提供した3DCGアニメーション。米Variety誌は、その革新的な3D映像を「ピーター・ジャクソンとスピルバーグのタッグは、3Dの可能性を絶妙に引き出すアクションシーンを作り出した。まるで生身の人間が演じているみたいだ」と評している。
10月31日に発売されたTIME誌の表紙を飾ったタンタンは、ベルギーの漫画家エルジェが1929年に発表した全世界発行部数2億5,000万部以上を誇る「タンタンの冒険」シリーズの主人公。TIME誌には、「持ち前の度胸とひらめきでいかなる困難も切り抜けるタンタンは、昔からフランスとドイツという強大な国に挟まれたベルギーという国に生まれるべくして生まれたあこがれのヒーロー」と紹介されている。82年の時を経て満を持して映画化された本作では、3Dという最先端技術を用いながら原作の世界観を壊さなかったスティーヴン・スピルバーグとピーター・ジャクソンの二人に「アクション満載でゴージャス。スピルバーグは、エルジェが作り出した『タンタン』の世界を映像化できる唯一の監督だ!」(英Empire誌 Online)、「スピルバーグとピーター・ジャクソンはタンタンのエスプリを裏切らない神業に成功した。極上のエンタテインメント!」(仏Le Figaro紙)といった賛辞の声が集まっている。
『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は、少年記者タンタンが、愛犬スノーウィと共に17世紀に姿を消した帆船ユニコーン号をめぐる謎に挑む冒険ファンタジー。そのストーリー展開にも、「例えて言えば『ジュラシック・パーク』以来のファミリームービーの楽しさを持った傑作。今年公開された映画の中で、最も愉快で爽快(そうかい)な超大作だ」(英Time Out London誌)、「スリリングで大興奮の連続。これは『レイダース』だ。拍手喝采(かっさい)で劇場を出た」(英・BBC Film)と絶賛の声が。英SFX magazine誌は「探検のスリルを描いた映画にぴったりはまった『タンタンの冒険』は、コミックの映画化が新たな世界へ踏み出す最初の一歩になるかもしれない」と本作が映画界に良い影響をもたらすことを示唆している。(編集部・島村幸恵)
映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は12月1日全国公開