仲里依紗、ミニワンピで美脚姿を披露!22歳で演じた妊婦はまさに理想の妊婦!
5日、女優の仲里依紗が渋谷シネクイントで行われた映画『ハラがコレなんで』の初日舞台あいさつに駆け付け、派手な色の衣装と靴の組み合わせで登場、妊婦役にもかかわらず「マイケル・ジャクソンみたいに」と監督から演技指導を受けていたことを明かした。舞台あいさつには他に石井裕也監督と出演の中村蒼、石橋凌、稲川実代子、竹内都子が登壇した。
その天真爛漫なイメージで各メディアに引っ張りだこの仲は、尊敬する歌手のレディー・ガガのようなビビットな色づかいのワンピースに紫ヒールで登場。映画でヒロインの妊婦を演じたことにちなみ開口一番「やっと公開日で映画を生みおとすことができてうれしいです」と笑顔であいさつ。続けて「この映画を観て元気になってくれる人が増えるといいなと思っていっぱい取材とか宣伝活動をさせてもらいました」とそのフランクな物言いに他の共演者も笑っていた。
22歳という若さで妊婦を演じてみた感想を「ヒロインの光子は生活のあてがなくても、どんとこいと風の向くまま生きる。妊婦はこうじゃなきゃダメですね。まさに理想の妊婦像です」と演じたキャラクターに共感しきりだったが、実際に妊娠したら「こんな行動的な妊婦さんになりたいけど多分無理だと思います」と映画の中と現実とは違うことをほのめかしていた。
また20代の若さで数々の映画のメガホンをとっている新進気鋭の石井監督。出演した稲川は「鯛を投げるシーンを何度もさせられた」と話し、竹内は「腹筋を使わないでしゃべってと演出された」とその鬼才ぶりを暴露されると、石井監督は「僕が口うるさく言うタイプだと思われちゃうかもしれませんがそんなことないですよ。(出演者の)皆さんの方が変わっていました。予想できない行動をとりますから楽しかったです」と反論。するとすかさず仲は「そんなことないですよ。だいぶ色々言われましたよ。私はテーブルをふくときにマイケル・ジャクソンみたいにって言われましたよ」と監督のその類いまれな(?)才能の一端を明かし会場の笑いを誘っていた。
本作は義理と人情を大切に「粋に生きる」ことをモットーとする妊婦・光子(仲)が前向きに人生を歩んでいく様を描くハートフル・コメディー。(取材・文:池田敬輔)
映画『ハラがコレなんで』は11月5日より渋谷シネクイントほかにて全国公開