モーガン・フリーマン、ゴールデン・グローブ賞で功労賞を受賞
9日、俳優・モーガン・フリーマンが、セシル・B・デミル賞を受賞することが発表された。賞の名に冠されたセシル・B・デミルを皮切りに、名立たる俳優、監督が受賞してきた同賞は、エンターテインメント業界に貢献した人物に贈られる、いわば功労賞。モーガンには、来年1月15日に開催される第69回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、授与される。
前回はロバート・デ・ニーロが受賞した同賞。毎年1名の選出のため、1989年に映画『ドライビング Miss デイジー』で、ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門男優賞を受賞、2004年に映画『ミリオンダラー・ベイビー』で、アカデミー賞助演男優賞を受賞したほか、ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞共に5度のノミネート経験を持つモーガンにとって、来年のセシル・B・デミル賞の受賞は、やっと順番が回ってきたといったところか。
現在74歳のモーガンは、2012年夏には全世界で大ヒットとなった映画『ダークナイト』の続編となる映画『ダークナイト ライジング』の日本公開を控えている。前作に引き続きクリストファー・ノーラン監督がメガホンを取った同作には、モーガンのほか、クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマンが続投。アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが新キャストとして出演するが、ストーリーなどの詳細はいまだ明らかにされていない。(編集部・島村幸恵)