榮倉奈々、岡田将生からのサプライズプレゼントに思わず涙!!「二人でがんばってきたので……」
10日に行われた映画『アントキノイノチ』公開記念ラブレターツリー設置セレモニーで、榮倉奈々が、岡田将生に一足早いクリスマスプレゼントをサプライズで手渡され、思わず涙を見せた。有楽町・丸の内ピカデリー劇場前ロビーにて行われた同イベントでは、GReeeeNが書き下ろした本作の主題歌「恋文~ラブレター~」にちなみ、一般公募で集めたラブレターをハート型のオーナメントで飾った「ラブレターツリー」が報道陣の前に披露された。
この日、司会者が突然、「実は榮倉さんにサプライズで、一足早いクリスマスプレゼントがあります!」と発言すると、榮倉は「何それ!?」とびっくり。岡田が「今年2月から一緒にやらせてもらっていますけど、助けられました。一緒にやれてよかったなと思いますし、違う作品でも一緒にやれたらなと思います。この作品を一緒に盛り上げられてよかったです」と榮倉へのプレゼントとなるスノードームを手渡すと、最初は「かわいい!」とコメントしていた榮倉の目に、みるみるうちに涙が……。「作品への思いが強いだけに、すべてのことをちゃんと届けようと二人でがんばってきたので……。うれしいです、ありがとう」と涙ながらに岡田への感謝の思いを口にした。
『アントキノイノチ』は、歌手さだまさしによる同名小説を瀬々敬久監督が映画化した感動作。複雑な過去を持ち心を閉ざした若者が、遺品整理業という仕事を通じて再生していく姿を描いている。同イベントでは、二人が演じた杏平とゆきについて、岡田が「二人が出会ったのは必然的だったんでしょうね。一緒に支え合う運命の方だったのかなと思います」と切り出すと、榮倉も「杏平くんもゆきちゃんも生き残ったことに罪悪感を持ち、壁を感じていました。そんな二人が、それでもまた誰かとつながりたいと気付いたのは、お互いにとっての運命だったのかなと思います」と付け加えるなど、二人のきずなの強さもアピール。この日榮倉が流した涙からは、過去に傷を背負いながらも、それでも今を生きていくために向き合っていくという難しい役をやり遂げた二人の、本作にかけた思いが垣間見えた。なお、「ラブレターツリー」は、丸の内ピカデリー3にて、12月25日まで飾られる。(取材・文:壬生智裕)
映画『アントキノイノチ』は11月19日より全国公開