ヴァネッサ・アン・ハジェンズ、勝訴した賠償額の支払いを要求
テレビ映画「ハイスクール・ミュージカル」のヴァネッサ・アン・ハジェンズが、2009年に勝訴した裁判で言い渡された賠償額の支払いを求める申請をしたという。
ヴァネッサ・アン・ハジェンズ出演映画『エンジェル ウォーズ』場面写真
支払いを求められているのはヴァネッサの元マネージャー、ジョニー・ヴィエイラだが、彼は2008年にヴァネッサ相手に500万ドル(約3億8,000万円)の賠償金を求める訴訟を起こし、示談で済ませ、多額の支払いを手にしている。
彼はヴァネッサが大ブレイクする前に、収入を等分する契約を交わしていたが、彼女が「ハイスクール・ミュージカル」の出演を決めた途端、解雇されたと主張。ヴァネッサが同テレビ映画で知名度を手にし、自分には収入の一部をもらう権利があるとして訴訟を起こしていた。訴状には、ヴァネッサがサインした写真も証拠として提出され、そこには、「あなたなしでは今のわたしはいない。必ず一緒に大ブレイクするわよ」と書かれていたという。訴訟はヴァネッサ側が金銭を支払うことで示談となったが、いくら支払ったのかは明らかにされていない。
これで一件落着かと思われたが、その後もジョニーはMySpace.comでヴァネッサのマネージャーであるかのような書き込みをし続けたため、ヴァネッサが訴訟を起こし、2009年に勝訴している。裁判官は賠償金として2万9,500ドル(約224万円)と裁判費用9,314ドル(約70万円)の支払いをジョニーに命じたが、いまだに支払われていないようだ。
金額的にはたいしたことはないが、ヴァネッサとしては見過ごすには腹立たしいのだろう。彼女は判決の執行を求める申請をロサンゼルスの高等裁判所に提出したとTMZは報じている。(澤田理沙)